♤丸の内~大手町【定点観測】2007

2007年9月 2日 (日)

♤丸の内~大手町【定点観測】夏終る

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  (写真はこの夏、東京駅丸の内中央口より見た両丸ビル・・・クリックすると拡大します)

 この夏、私は丁度設立12周年を迎えたばかりのその会社を辞しました。私はその社史の約半分程、あたかも小泉政権(2001春~2006秋)、丸ビル竣工(2002夏)~新丸ビル竣工(2007春)などとほぼ時を同じくする日本経済の再活性期を其処で過ごさせて頂きました。

 その会社設立の1995年は、サッチャーが仕掛けレーガンが追従した「市場原理主義経済」が米財務長官ルービンによって制度化され世界普及が図られた歴史的エッポック年であります。その意味では正に時を得て時代の先端を行くべく設立された“時代の申し子”とも言うべき会社でありました。 

 私は前の職場で日本経済のバブル崩壊に続く収縮と停滞に遭遇してそれなりの苦労を経験しました。そして、そのことの理解も消化不良のままに退職したのですが、引き続き還暦後も前線に職を得たことで「日本や世界経済の動向」のその後から現在に至るストーリーを私なりに追い続けることが出来たことは幸いでした。

 今度その会社から退くに当って、謂わば一寸した“卒業メモ”のつもりで、その間に見聞きし読んだことの中から私の腑に落ちた事象を基に整理したのが前回の拙文でありました。

 ♥グローバリゼーション【じじぶつぶつ】老後の始末 
 http://jibutu.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_78f7.html 
                
 上記メモを記した後、こともあろうに米国のサブプライムローン問題による“世界同時株安”の発生があってテンヤワンヤの昨今ですが、大陸・大洋の山谷・河川・風雨・波浪が島国・湖水のそれより遥かに大きく険しいという理の如く、世界化した金融経済の波乱の程も経験を超えるものがあるようです。
 
 急速な普及・成長を続け、リスク取りに行かねば置いてゆかれる“グローバル化市場主義経済”に組み込まれて、比較劣後し続ける様であれば日本の将来はありません。競争せずに座していては、それこそ日本と日本人の未来に「何時何が起こっても不思議ではないリスク」を抱え込むことになるのでありましょう。

 好き時代の先輩諸氏の老後は「満々と溢れんばかりにお湯を張った湯船に首まで浸かって、来し方を懐かしみ、行く方の西方浄土に微塵も疑いを持たず、今日の平穏と安寧を楽しむ」というものであったでしょうが、私の世代の老後となっては、気が付けば「何時の日か湯船のお湯が冷め、また減ってしまう」ことを常に恐れながら余命を過ごさねばならぬ様であります。・・・クワバラ、クワバラ

 私もこれで晴れて紛れも無く“無職・泡沫人”と相成りました。今後は先輩諸兄姉を見習ってより自適に有意義(?)な時間を過ごしたいものと思っています。在職中の関係諸兄姉のご厚誼のほどに感謝申し上げます。

夏終るうたかたのごと我のおり  与里


※丸の内~大手町【定点観測】は今回で終ります。

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2007年7月22日 (日)

♤丸の内~大手町【定点観測】白新夫人の輿入れ

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写真はクリックすると拡大できます

 今年の梅雨はなかなか明けない。そればかりか7月に入ってからは陽の目をほとんど見ない日が続く、先日は気象庁も例年に無い日照不足と告げていた。その所為でこの所の日比谷~大手町の定点観測ウオーキングは傘を差しての雨中行進が避けられない。うっとおしくて、ついつい、せっかちに、足早に歩き切ってしまうことになり、集中力も欠いて、皇居濠端の日毎の微妙な森羅万象の変化も見落とし勝ちである。

 日比谷公園の入り口近くにあって、毎年、大輪の真っ白な花が梢まで咲き上ることで梅雨明けを告げるタチアオイが今年は未だ梅雨が明けぬというのに7月初めには花を咲かせ切って立ち枯れてしまったこと。日比谷濠の石垣端の見事な楠の植え込みの一部が剪定ミスでもあったか丸坊主にされて世界に誇る濠端の景観が大いに損なわれたことなどなど・・・初夏に入ってから目に付く程の異変はあった。

 しかし、このゴールデン・ウイーク明けに2年振りにコイヘルペス禍を告げる看板が外された濠が遅帰りの冬鳥も去って夏を迎えた今は平穏・正常に戻ったかというとそうでもない。コイヘルペス禍発生以前には水面を賑わせていたコイ達の作る波紋も飛び回るトンボの数も極少なく、ツバメや鵜の姿は相変わらず見掛けない。濠毎に配置された番(つがい)の白鳥が広い濠面に寄り添う姿が寂しげであり、濠端の季節を映す豊かな森羅万象に回復の兆しは見えない。

 この春先のこと和田倉濠の番(つがい)の白鳥に異変が起きて牝鳥が濠から姿を消してしまった。今から思うと牝鳥は亡くなった模様であり、残された雄鳥の濠の隅に独り浮かぶ姿がしばらくは哀れであった。濠への白鳥の配置は濠の大小に比例させているかのようであり、大柄でおっとりとしたホワイト夫妻は日比谷濠、中柄でやんちゃなブランカ夫妻は馬場先濠に、そして最も小柄な白夫妻は和田倉濠に割り当てられている。

 私の気付いたのは先月の下旬のこと、そんな雄鳥の白の元に新たな牝鳥が輿入れして来た。小柄でほっそりとして、少女のように可憐な若鳥(写真)である。しかし、この輿入れが、その牝鳥にとっては憧れの恋人との間を裂かれた末の意に沿わぬものだったものか、雄鳥の白にはなかなか馴染めぬ様子である。新白夫人が年かさの夫の白を避けるかの様に、日比谷通りから噴水公園へ渡る和田倉橋で二つに区分されている和田倉濠の南北別々の水面で二羽は目下家庭内別居中である。

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2007年5月14日 (月)

♤丸の内~大手町【定点観測】新丸ビル新生開業

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※写真はクリックで拡大

 今、私はポロシャツに綿パン、スポーツソックス姿で久し振りに我家のPCの前に座ってこのメールを打っている。二十四節季でいう既に初夏である。私はこれまで「定期メール」を隔週ペースで発信していたのだが、この春先以来三ヶ月ほど、つまり春中を「長期欠信」してしまっていた。こういうことはここ数年間で三度目のことである。

 今回の「長期欠信」の原因は、昨夏の完全リタイア予定を一年先延ばしされていた勤め先の期末・期首(三~四月)に当って、ここを先途と少しばかり張り切ってしまい、気忙しさが続いて、年甲斐もなく己が余裕を欠いた所為である。

 そして、その気忙しさも癒えたゴールデンウイークのさ中に「いざ発信」と怠け癖の付いていた重い腰を上げたところ、我がPCに大異変が発生して使用不能状態に陥っていることが発覚!せっかくの自主更生「定期メール」の再発信がならなかったのである。

 マイクロソフトとプロバイダー(nifty)のセキュリティ強化を銘打ったリニューアル・ソフトが夫々自動インストールされて、それらが既設のノートン・インターネット・セキュリティ・ソフト(symantec)と三角干渉したものか!?我がPCは大混乱に陥っていたのである。

 しかしその後、関係ソフト同士が調整しあったものか?それとも素人が闇雲にイロイロトと諭し、脅した結果なのか?幸いなことにこの数日間は我がPC(DELL.Dimennsion-4500C)は反応・処理スピードが鈍ったものの、何とか以前の状態に帰って小康を保っている。・・・この隙に何とかせねばなるまい。

◆写真はこの4月27日に新生開業なった新丸ビルとその旧姿。

 2007.05.14.AM  浪漫老翁乱
 

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