♠ひとり言【じじぶつぶつ】2004

2004年10月 9日 (土)

♠三題話【じじぶつぶつ】ムラサキシキブ

_3_13 ※写真はクリックすると拡大できます

  いやはや、迷惑千万、倣岸無礼、言語道断の台風や今一過!・・・災い無し。 さて、
①人口、世帯数は東京都、大阪市では1968年から低減傾向にあったが、同市の場合は戦後一貫して逓増傾向を続けて、世帯数が減少することもなかった。’93~96年に短期間バブル不況による人口の減少あったが97年より東京都と肩を並べ一早く増加基調に転じた。(大阪は3年遅れ)

②この春の中小企業景況感調査の結果は業況総合・設備投資・売上高・収益の各傾向判断指数のいずれもが他都市に比べ大幅に改善した。

③’04/4~6の失業率は3.7%と全国平均の4.8%を大幅に下回り、有効求人倍率(県)も1.39倍と全国トップで、東京都の1.1倍、全国平均の0.8倍を大きく上回った。

④事業所の規模別従業員数の分布で1,000人以上の事業所の従事者比率は13.6%で東京都の4.1%、大阪市の2.8%を大きく上回り、30人未満の小規模事業所の従事者は東京・大阪に比して少ない。又、製造業従事者の割合は28%で全国平均の18.5%に比べ非常に高く、建設業従事者8%は全国平均10%より低い。

⑤給与水準の分布は400~500万円/年の層が最も多く東京都と同じ形状(大阪市は200~400万円が最多)を描き、1,000~1,250万円の層も大阪に比べてはるかに高い割合となっている。

⑥’03年の同市の港からの輸出額は7.4兆円(6.3%増)、輸入は2.8兆円(6.7%増)で取扱貨物量、貿易額共に日本の第1位港である。主要輸出品目(金額)は自動車28.8%、機械25.7%、電気機器14.0%で、輸入は機械機器24.6%、鉱物燃料17.2%、繊維製品12.4%である。

⑦9月21日に発表された基準地価で、駅前の2地点が全国の商業地価上昇率で1位、3位となった。又、業績好調のトヨタが本社機能の一部を移転する’06年9月竣工予定の駅前の豊田・毎日ビル/地上47階やトヨタ関連企業の周辺終結を見込んだ再開発プロジェクトの目白押しに加えて、中部国際空港「セントレア」’05年2月開港、愛知万博など国際的に認知されるイベントの開催もある。

 ここまで書いてくると、この都市が名古屋を指し、この地域が愛知県とその周辺の東海地域であることがお分かりでしょう。
 
 昨今、東京圏に続くその活況振りが話題に上る同地域に付いて、最新レポートの1つを読んでみて、産業と人口の集中が作り出すこの地域の強さの特徴と安定感とを改めて認識した次第。

 京・大阪と江戸の中間に位置した歴史と、近年に築き上げて来た経済基盤とが織り成すこの地域の特異性が今や、世界に向けてその力量を発揮し出したと言うべきなのでしょう。

 そう言えば、この地域を代表する超優良世界企業の“トヨタ自動車”を評する場合の今や常識的な修辞「権威を頼らず、時代・常識に流されず独立独歩、独自・着実な合理主義経営」はそのまま、“あのイチロー”にも、今年の“落合ドラゴンズ”にも当てはまる様に思い始めているのは私ばかりでしょうか?言わば、『トヨタ、イチロー、ドラゴンズ』三題話。

  ◆実紫(みむらさき)机上で暮れる寒露雨   与里

’04.10.09.PM. 屁留満屁施

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年9月18日 (土)

♠ドストエフスキー【じじぶつぶつ】曼珠紗華

_2_112 ◆ 祝い日の蝶忙しや花寺の秋  
◆ 蝉の声虫の音止んで秋時雨    朝秋

  早や仲秋、天高く時に秋麗、陰、雨。 野には萩、ススキ、鈴虫、松虫、鉦叩、 そして秋刀魚、秋味、芋、栗、南瓜・・・と、五感に響く結構な季節の到来。

 そんな先の日曜日、家人のまだ寝ている朝一番に一念発起、私にとってはこの夏から持ち越して毎日の様に気に障っていた大懸案の熱帯魚の水槽の掃除水替えを敢行しました。 ※写真はクリックすると拡大できます 
  
 水槽には我が家に来て10年以上も経ち、その水槽劇場の主役を務めるシルバー・エンゼルフィッシュ(12cm)とその敵役のドジョウの仲間で橙色に黒縞のクラウンローチ(16cm)に加えて脇役のせむし男でコケ掃除係を兼ねる鯰のセルフィンプレコ(12cm)が棲んでいるのです。

 やっとのことで終えることの出来た今回の水替えは前回から二ヶ月も経ってしまった後のことでありました。それ迄はマニュアル通りの2週間毎の掃除水替えを怠っても次の週には必ず済ませていたのですが、あろう事かあの猛暑の夏中を汚れた水に放ったらかしにされた魚達が流石に半月前辺りから餌も食わずグッタリしていたのは知っていました。

 私とて、未だあの猛夏の後遺症を引きずる身故に水替えの決心が中々付かず誠に罪深いことながら見て見ぬ振りをしていたと言う訳であります。というのも水槽は80ℓ級の中型一基ですが掃除水替えともなると脇目も振らずに取り組んでも優に一時間は掛かる重労働なのです。
 
 そもそも私が熱帯魚を飼い始めたのは二十数年前のことで、一時は中型水槽2基に産卵槽、治療槽をも備えてあれこれと珍魚水草の類を揃えてひねもすそれらの水槽を眺め暮らす程に熱中した事もあったのですが、幾度かの転居や長旅毎の面倒が嫌になり熱も冷め、寿命が来て魚の数が減っても新たな魚を増やす勇気も無くなって、しぶとく生き残った今の魚達を最期に飼うのを止める事にしているのです。

 今回やや恩着せがましく替えてやった二ヶ月振りの新鮮な水はたちまち魚達を生き返らせ、それ迄の様子が嘘の様に体色も明るく餌の喰いも良くなった魚達と見違えるほど綺麗になった水槽をしばし見やって私は久し振りに満足と心地好い安寧とを覚えていました。

 しかしその時、寄る年波の所為か世界中の苦悩を独り占めしたかの様な“しかめっ面”のドストエフスキー(エンゼルフィッシュ)が綺麗になった水槽のガラス越しにその冷たく良く光る眼で私を睨み付けてもの言いたげにしている様子に気が付いたのでした。

 “D”の曰く『絶望の中にも焼けつくように強烈な快感があるものだ、殊に自分の進退が窮まった惨めな境遇を痛切に意識するときはなおさらである』と、そして『それにしても今度ばかりはもう少しで本当に死ぬところだったぞ、これからは気を付けろよな!』

 大事業を成してシャワーを浴びた後の朝食は久し振りに旨く、その余勢を駆って春は梅に桜、初夏の紫陽花、真夏の蓮花、秋は曼珠紗華(彼岸花)と紅葉で有名な贔屓の花寺へ妻共々遠出の散歩も敢行。 花好きの住職が長年月その境内と裏山一帯に丹精を込めて、今年は例年より十日も早く満開盛りを迎えたと言う曼珠紗華の秋麗の木洩れ陽に映えて妖艶、見事な群生風景に思い掛けなく出会えたことはこの秋の幸甚でした。

 ’04.09.18.AM  痴恵歩夫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年8月 7日 (土)

♠不動産ファンド【じじぶつぶつ】百日紅の花

Jpg_2_13 _2_109 ※写真はクリックすると拡大できます

◆不覚にも 還暦三年 百日紅(さるすべり)   与里

 激暑の夏も今日は立秋、私の居所でも季節の折り返しを告げるかのように朝早くから盛んな蝉しぐれです。貴兄姉にはお健やかに、ご機嫌好くお過ごしでしょうか?私事ですが、ゆっくりするつもりであったこの夏は妙に忙しくなって、半分リタイアの身としてはやや閉口する毎日を過ごしています。
 
 さて、全上場企業を対象とした「減損会計」の’05年度(’06年3月期)からの完全実施と二年間先送りされていた金融機関の「ペイオフ」の’05年4月以降の全面解禁が迫っていることで、この頃は事業会社と金融機関が絡み合って不良資産処理・保有不動産の処分が急加速しています。

 不動産の処分といっても、従来のように企業同士が単純に売り買いし合うことで再び不動産を保有してしまっては「減損会計」になじまない為、第三者機関(特別目的会社や信託銀行)に一旦保有させ流動化(証券化、不動産ファンド化)して投資家を募りオフバランスシート化するという、近年日本に導入された欧米流の手法が盛んに活用されています。

 手持ち不動産の処分を急ぐ事業会社と大量の資金を抱えて大口投資先に困っている金融機関の事情がマッチして、この手法による不動産処分は大規模・広範に相当なスピードで進んでいます。

 ここ1年程の間に物件は、かつての大型優良オフィスビルから中小型ビル・商業施設・流通施設・賃貸マンションに及び、地域もかつての東京都心から首都圏のターミナル都市圏更には地方政令都市に及んでいます。大口投資家事情やファンド経費の集約等の事情もあって組成単位は一本あたり10数物件以上、金額が数百億円単位にもなる様です。

 業界での扱い物件数の増加・多用途化・地方都市への拡散やそれ等が短期間に処理される猛烈振りは、手法を変えての「何時か来た道」を思い起こさせるものがあります。

 三全世界は有為転変、諸行無常。若しかしたら貴兄姉の居所近くのご存知のビルの幾つかは既に密かに流動化されているかも知れませんね。そんな私の休息の一日、近所への散策で撮った、この夏取分け元気な百日紅(さるすべり)の紅白の花。

’04.08.07.PM 痴恵歩夫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年5月 2日 (日)

♠丸の内~大手町【じじぶつぶつ】万緑の日比谷濠

_2_131 _2_132 ※写真はクリックすると拡大できます

 私のゴールデンウイークは予想される道路の渋滞から少し前に痛めた腰をかばう為に車での遠出は避け夏に備えて、リハビリを兼ねた近隣や都心でのウオーキングをせいぜい楽しむつもりです。
 
 拙宅のある川崎市は東京都と横浜市に挟まれ市街化・宅地化が進んだ地域ですが、私の住む市北部(小田急線沿い)は未だ散在する農地と開発の難しい急峻な丘陵や神社仏閣の裏山の緑等があちこちに残っており、散歩も少し遠出をすれば季節の微妙な変化をまだまだ楽しめます。

 8世紀頃には朝廷への貢献物の麻を産していたという麻生区は、鎌倉時代に王禅寺の上人が山中で見つけて栽培を始めたという“禅寺丸柿”の名産地でもあり、そのことに由来する隣町の柿生の周辺は柿畑があちこちに見られます。
 
 我が家近くを流れて果ては鶴見川に合流する麻生川沿いの見事な「葉桜並木」と柿畑の“芽吹きから新緑への移り変わり”が日毎、新鮮に美しく目に映って季語に称える「柿若葉」そのものの風情です。

 そんな週末の最早万緑の朝の遠出の散歩途上で古刹の裏山の切通しで見付けたタヌキに注意の道路標識。まだまだ捨てたものではないか?我が町の自然度。

 ’04.05.02.PM  痴恵歩夫 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年3月20日 (土)

♠アイデンティティー【じじぶつぶつ】韮の花

0403_3  今日は春分の日、自然をたたえ、生物をいつくしむ日、昼夜の長さが同じになる日。今日の日の出入り(東京)は5:45、17:53と昼夜同じにしてはややずれてもおり、例年は21日頃のはずと今年は20日の春分の日にここ数日、違和感を覚えてわだかまっていたのですが「ああそうか今年は閏年だった!」と今朝方になって気が付いた次第。
 
 今年の桜の開花は早いとの予報に待ったを掛けるかの様に週末に掛けて寒さが戻り、ここ南関東の今日、彼岸の中日は昨日までの風も止んで冷たい春雨が静かにしっとりと降り続く正に “春霖” の一日。 ※写真はクリックすると拡大できます  

 そんな日に書斎にこもってふっと思い出したのは、一昨日に会社で目に留めたある雑誌に載っていた記事。先日来日したUCLAのモースという教授が 『トヨタのレクサスは凄い、あれは芸術作品であり工業製品ではない、アメリカでは100年たってもできない。やってやれないことは無いが、それはミサイルのときだ(笑)。だからアメリカでは生れない』とたいへんに褒めて帰ったということ。

つまり、日本の輸出は、統計上の分類では工業製品や文化製品かもしれないがその本質は「芸術作品」というもの。日本人は一生懸命、とことん仕上げに凝る。日本人には飛鳥・奈良以来の芸術の伝統が在って例えば“雅やか”とか“ゆかしさ”という表現で通じ合える高度なセンスの共有が在る。多くの日本人に備わった長い歴史に培われた“文化の厚み”こそが日本の底力・アイデンティティーで、他にその様な国を見付けることは出来ないというもの。

 日本のバブル崩壊後は「失われた10年」ではなく、「文化の爛熟期の10年」で文化創造の時代で在り、今後はその文化の普及(産業化)の時代に入るというもの。そして既に、マンガやアニメに始まり、車、デジカメ、薄型TV、ロボット等から ナノテク、バイオテクノロジーの分野でもその萌芽や成果が現れつつ在るという心強いお達し(日下公人)。春分の日の今日を境に、昼間の時間が夜の時間を越えて長くなり、春も
盛りへ、初夏から夏へと向う時候に日本経済も又、擬えたいものです。
 
◆写真は、散歩の道の端の溝で凛として咲いていた“韮の花”
※手元の歳時記には、ユリ科の多年草、花は夏に咲くとあるのですが?

’04.03.20.PM 痴恵歩夫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年2月29日 (日)

♠二月二十九日うるう日【じじぶつぶつ】ドヴォジャークノ墓

_2_93   今年の二月は、正月から月初めに掛けて飲むことの多さがたたり記録的な暖冬にも拘らず一度風邪気味に崩した体調が戻らないままに早三月を目前とする候となりました、皆さんには如何お過ごしのことでしょか?

今日は2月29日、閏(うるう)日。太陽暦では一年を365日5時間48分46秒との差を4年に一回、2月を1日多くして29日とすることで調節。一年を354日とする太陰暦では19年に七回、5年に二回の割りで閏年を設け二度繰り返す閏月を適当に決めて1年を13ヶ月とした。※写真はクリックすると拡大できます

 太陽暦(グレゴリオ暦)の閏年の厳密な定義は下記の通りです。
①西暦が4の倍数の年は閏年とする。
② ①の例外として、西暦が100の倍数の年は平年とする。
③ ②の例外として、西暦が400の倍数の年は閏年とする。
 
※400で割り切れて、例外の更に例外が適用されるものだった前回の2000年は私も現役でコンピューター問題対応に気を遣ったものでした。又、現役時代は所属部署によっては「閏年は4年に一度の業績増加プレゼントの有る美味しい年」でもあったことを端無くも、思い出しました。 

 閏年で増える営業日1日分の売上げ増を単純計算してみると年間では1/365=1.3%、1~3月期では1/90=1.1%、月間では1/28=3.6%です。月極の支払い経費(賃貸料、職員の給与など)との兼ね合いで企業の損益ベースではこの数字は無視できないものと成る場合も在りました。

 少なからず日数の影響を受ける個人消費の閏年、閏月によるGDPの伸びを、「家計調査(総務省統計局)」を用いて消費全体に占める月極払いとそれ以外の割合を求め、月極払い以外の項目だけ日数の影響を受けるものとした試算は、2003年度年間で0.1%、1~3月期で0.8%、2月で2.6%と成るそうです。(ニッセイ基礎研究所)

 前回の閏年(2000年)迄の「GDP成長率」はこの閏日1日の増加分を含んだものでしたが現在の統計はこれを修正して、閏日の影響を排除した季節調整を掛けることにした(内閣府)とのことです。

◆写真は、プラハ、ヴィシェフラットの国民墓地に在るアントニーン・ドヴォジャーク(ドボルザーク) の屋根付きの回廊に在る墓。

’04.02.29.PM. 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年2月22日 (日)

♠ニュー・エコノミィー【じじぶつぶつ】丸の内スカイライン

_3_14  上場企業の不動産売買のうち先週お伝えしたJリート(不動産投資信託)が買い手となった割合は、01年度上期10.5%から02年度下期には23.2%に拡大。03年度は、場企業が12月に売買した不動産の総額約3550億円の内、Jリートの取得が67%を占めるなどで更に拡大。今やJリートは不動産の保有主体として、優良物件の最大の買い手となって不動産市場に旋風を巻き起こしています。

 リートは、IT産業などに遅れて不動産・金融分野にやって来た “ニューエコノミー”というべきもので、この高度な専門的処理を必要とする新しい業務は一握りの専門家達が主役を担っています。そして私の知る一部の企業などでは30歳台の役員待遇の担当者がこれに当り、モーレツな働き振りながら途方も無い高額な収入を得ている様子を身近に見ることが出来ます。

 その一方で最近、十五~二十四歳の人口の二割もが就学も就労もしていないとの統計が発表され、これに、ここ十年で倍増したというフリーターを加えた若者達は五百万人を下らず、この趨勢が続けば2014年に一千万人、若者の三人に一人はフリーターという事態になってもおかしくはないという。(東京学芸大学山田教授)

 今東京では一桁の億はおろか二桁の億円価格の超高級分譲マンションが人気、品不足で高級車で有名なBMWも記録的な売れ行きだそうです。一方私の居所、東京の最寄りのベッドタウンの川崎市では平成に入ってからの生活保護世帯の数は約2.5倍(一万五千四百世帯)、生活保護扶助費は約3倍で一般会計予算の9%近くを占めるに至っています。
 ※生活保護扶助費の負担は1/4が自治体、国が3/4

 近頃、街で大声を出しながらモデムのスタートセットをタダで配りブロードバンドへの会員参加を勧誘している大勢の若者達を見掛けます。“ニューエコノミー”では企業内で仕事を覚え昇進していく職は減少して、高度に専門的な知識や技能を持った少数の人材が必要な一方でマニュアル通りに単純作業をこなす人々を大量に必要とする様になっており、雇用/求職のミスマッチからフリーターが増える傾向に在るといいます。

 戦後の日本は自由主義の仮面をかぶった社会主義国まがいの競争を抑えた護送船団方式の国家経営を永年行って来て、共産圏の崩壊とバブル経済の破綻を境に、あらゆる分野でより自由主義的な世界標準?に向って開国せざるを得ない羽目になって久しいものがあります。

 雇用の分野での「年功序列から業績序列への移行」を実行する企業とその変化に対応できない若者達が織り成した結果が上記の数字でしょうが、現実には「同列を排し優位と劣位に峻別待遇する」という待遇面での非情な二極分化が着々と進んでいる様です。

 将来を思えば、上述の山田教授の予想する数ほど悲観的には成らないまでも、国民年金・健康保険料も納めていない可能性が高く、未だ増え続けているフリーター、パラサイト、引きこもり達の団塊が中年になって“自由?の代償”を払う日が来た時、「社会秩序の維持や社会的費用負担が必要になる筈」の災いは今年還暦3年生の身では将来確実にわが身にも降りかかって来ることは避けがたいことになりそうです。

◆添付写真は祝田橋寄りの皇居前広場越しに見る丸の内のスカイライン中央大きく見えるのが明治生命館街区ビル(’04/8竣工予定)、その右手は東京三菱B/K本店ビル、明治生命館街区ビルから左へ丸ビル(’02/8)、丸の一丁目第1街区ビル(’04/8竣工予定)、日本工業倶楽部・三菱信託銀行本店ビル(’03/3)、左端茶色は東京海上ビルヂング

 ’04.02.22.PM  頼秀

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年1月 2日 (金)

♠頌春【じじぶつぶつ】ハンガリーの恵比寿さま

Photo_50 ※写真(030712田中裕子女史撮影)はクリックすると拡大します

  明けましておめでとうございます。皆様の本年のご多幸をお祈り申し上げると共に、相変わらずご厚誼のほどをお願いいたします。

◆初富士や雲をかぶって寝正月  与里

 この所、見えぬ日は無いと言った我が家からの富士山頂も、元旦の日の出時には顔を覗かせていたものの二度寝して起きた後は終日雲の中、ここ南関東では冬型の気圧配置が急速に緩んで時ならぬ暖かな正月を迎えています。
 
 ウイーン・フィルのニューイヤーコンサート2004(ムーティ指揮)を例年通りTV鑑賞後のひと時、ナイトキャップの一杯を遣りながら今年も又、性懲りも無く未だに実現したことも無い “自分へのマニフェスト”。

 「元来、せっかちで気忙しい性なれど、今年はゆったりと構えて森羅万象を率直に受容して、より闊達に振舞える様にしよう。そして地元での交友関係の構築もせずばなるまい」。悠々と、洒脱に・・・と。

 そんな時、連想して思い出してしまったのが、昨夏の中欧旅行(ハンガリー~スロバキア~チェコ)でのこと、オーストリアからハンガリーへ流れ込んでスロバキアとの国境沿いを東進するドナウ川が南に直角に流れを変えてブダペストへと向うドナウベント(曲がり角)近くのセルビア人が築いたドナウ川沿いの街センテンドレの商店の「釣りに呆ける破戒修道士/ハンガリーの恵比寿さま」の看板。

 スナップ角度が悪くて判りにくいのですが、釣られているのは下が魚で、上が鴨です・・・・お店が何屋かもうお判りですね。それに付けてもこの破戒修道士の屈託の無い笑顔はどうです!吾等が鑑と言ったところでは?

 もっともお店は修道院をリストラされて仕方無く、得意技を生かして創めたものかも知りませんね、芸は身を助けるといった所でしょうか?しかし、細かいことを言うようですが、“リール付の釣竿” は頂けませんね。

              04.01.02. 塩野頼秀

追伸:年末ジャンボ宝くじの顛末
 5等賞二枚、6等賞3枚の計6,900円也、収支損益▲2,100円也で在りました(1等の組違い賞に一字違いが在ったのは残念でした)。以上が私の神に誓って、正真正銘な顛末報告ですが、買われた皆さんの結果や如何?(もっとも当たっていればイメトレ/シュミレーション通り、口を割らないか!?) 以上。

| | コメント (0) | トラックバック (0)