♠三題話【じじぶつぶつ】ムラサキシキブ
いやはや、迷惑千万、倣岸無礼、言語道断の台風や今一過!・・・災い無し。 さて、
①人口、世帯数は東京都、大阪市では1968年から低減傾向にあったが、同市の場合は戦後一貫して逓増傾向を続けて、世帯数が減少することもなかった。’93~96年に短期間バブル不況による人口の減少あったが97年より東京都と肩を並べ一早く増加基調に転じた。(大阪は3年遅れ)
②この春の中小企業景況感調査の結果は業況総合・設備投資・売上高・収益の各傾向判断指数のいずれもが他都市に比べ大幅に改善した。
③’04/4~6の失業率は3.7%と全国平均の4.8%を大幅に下回り、有効求人倍率(県)も1.39倍と全国トップで、東京都の1.1倍、全国平均の0.8倍を大きく上回った。
④事業所の規模別従業員数の分布で1,000人以上の事業所の従事者比率は13.6%で東京都の4.1%、大阪市の2.8%を大きく上回り、30人未満の小規模事業所の従事者は東京・大阪に比して少ない。又、製造業従事者の割合は28%で全国平均の18.5%に比べ非常に高く、建設業従事者8%は全国平均10%より低い。
⑤給与水準の分布は400~500万円/年の層が最も多く東京都と同じ形状(大阪市は200~400万円が最多)を描き、1,000~1,250万円の層も大阪に比べてはるかに高い割合となっている。
⑥’03年の同市の港からの輸出額は7.4兆円(6.3%増)、輸入は2.8兆円(6.7%増)で取扱貨物量、貿易額共に日本の第1位港である。主要輸出品目(金額)は自動車28.8%、機械25.7%、電気機器14.0%で、輸入は機械機器24.6%、鉱物燃料17.2%、繊維製品12.4%である。
⑦9月21日に発表された基準地価で、駅前の2地点が全国の商業地価上昇率で1位、3位となった。又、業績好調のトヨタが本社機能の一部を移転する’06年9月竣工予定の駅前の豊田・毎日ビル/地上47階やトヨタ関連企業の周辺終結を見込んだ再開発プロジェクトの目白押しに加えて、中部国際空港「セントレア」’05年2月開港、愛知万博など国際的に認知されるイベントの開催もある。
ここまで書いてくると、この都市が名古屋を指し、この地域が愛知県とその周辺の東海地域であることがお分かりでしょう。
昨今、東京圏に続くその活況振りが話題に上る同地域に付いて、最新レポートの1つを読んでみて、産業と人口の集中が作り出すこの地域の強さの特徴と安定感とを改めて認識した次第。
京・大阪と江戸の中間に位置した歴史と、近年に築き上げて来た経済基盤とが織り成すこの地域の特異性が今や、世界に向けてその力量を発揮し出したと言うべきなのでしょう。
そう言えば、この地域を代表する超優良世界企業の“トヨタ自動車”を評する場合の今や常識的な修辞「権威を頼らず、時代・常識に流されず独立独歩、独自・着実な合理主義経営」はそのまま、“あのイチロー”にも、今年の“落合ドラゴンズ”にも当てはまる様に思い始めているのは私ばかりでしょうか?言わば、『トヨタ、イチロー、ドラゴンズ』三題話。
◆実紫(みむらさき)机上で暮れる寒露雨 与里
’04.10.09.PM. 屁留満屁施
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