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よく降りましたね!こちら南関東も今朝までに10cmくらい積もりました。近所の麻生川沿いの桜の枝に雪が積もって雪の花並木となり中々の風情となりました。半端でない降雪による日常が一変する雪景色もたまには良いものですね。
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さしものこの所の寒さも一瞬緩んだかに見えた先週の初めのこと、湘南に住むK氏から写真ファイル付きのメールを受け取り早速開いて見てビックリした。掃除の行き届いた網戸越しに冬の良く晴れて澄んだ青空をバックにして、黒々とした巨大な爬虫類が四脚を思いっきり広げた姿が飛び込んで来たのである。
其々の脚指の吸盤らしきふくらみで網にしがみ付いているところを見るとそれはヤモリなのであろう。おそらくは、冬眠中のヤモリが寒さの緩んだ隙をみて日向ぼっこを決め込んだところを友人に盗撮されたもののようです。厳冬とは言え流石に湘南は暖かなのだと感心した。
しかし、その写真以上に感心を引いたのは、それを伝えるメールの文面でありました。その友人は六十も半ばを過ぎて私より一年先輩に当る年齢なのだが、「凄いものを見付けたぞ、怪獣だ、怪獣Xだ!スゴイだろう?・・どんなもんだい羨ましいだろう!!」と少年の様に自慢しているのでありました。こちらも乗せられて「むむ、やるわい!」と思わず知らず興奮してしまった。
何か気の利いいたものでも撮って送り付けてやろうと!と己が負けじ魂に火が点いて、折から又吹き始めた北風をものともせず遠出の狩猟に出撃した。敵が“凍てヤモリ”なら、こちらは“凍て蝶”でもと歩き回ったがそれらしき獲物はとんと見付からず“坊主”であった。
写真は悔し紛れに、屁理屈付けて返送した“凍て蓮池”であります。それは、つかの間の暖気に氷も解けたその水面に良く晴れて澄み切った冬の青空を映し、その水底には旺盛であった先の夏と色鮮やかなりし先の秋の思い出をたっぷりと納めて、今はひっそり静まり返って春を待つ花寺の境内の片隅にあった。
◆大寒や痩せ尾根の道陽のこぼれ
◆年甲斐もなき白昼夢や風花の舞い 与里
‘06.01.22.PM 痴恵歩夫
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