♤丸の内~大手町【定点観測】2004

2004年12月30日 (木)

♤丸の内~大手町【定点観測】東京ミレナリオ」

Millenario_3   26日インドネシア・スマトラ島沖で起きた巨大地震と津波の被害は実態が明らかになるにつれ日を追って広範囲・甚大なものとなり、そのニュースは暮でページ数の減った新聞紙上を占領せんばかりです。

 その被害はインド洋沿岸の10カ国、被災者数百万人、死者数万人に及び、更に今後は飲料水汚染などの衛生問題によるチフス、肝炎などの感染症のまん延が懸念されるという。

 太平洋、大西洋と並び地球を三分するインド洋での地球規模の災害に今更ながら自然への畏怖の念を新たに被災者・地域へ哀悼をささげ、全世界挙げて早速の援助・支援を惜しむべきではなかろう。 ※写真はクリックすると拡大できます

 この地震で世界地図を広げて、これ迄の自分も妻もインド洋のページを殆んど覗いたことが無かったことに改めて気が付きました。近くて遠い海、地域でこのことは現在の日本人大方の共通点ではないかと思う。 

 インド洋は北にインド半島、アラビア半島、東に東南アジアのインドシナ・マレー半島、このスマトラのある南アジアのスンダ列島、そしてオーストラリア、東にマダガスカル・アフリカに囲まれてその占有経度(時差5時間)

も大西洋(4時間)を凌駕して太平洋(6時間)に次ぐ大海洋である。

 今朝の南関東は暖冬にそぐわず時ならぬ(ということは無いか)降雪で初雪という。酷暑の夏に続く残暑の秋と暖冬、上陸数で記録を更新した台風襲来、新潟地震の発生などのあった日本ばかりでなく、米国の巨大ハリケーンや欧州の長雨・・、ここに来て上記巨大地震の発生など今年は全地球的に自然災害の多い年でありました。

 先刻のTVニュースでは、丸の内の東京ミレナリオも今夜は雪の為に点燈を中止することになった様です。やはり今年は最後まで迄災いの多い年で未だに油断はなりません。来年は「災い去る(猿)、福を取り(鳥)」、好いお年をお迎え下さい。

◆そんなミレナリオの点燈風景。一昨日最後の忘年会の帰路9時少し前(近頃は二次会以降はお断りしています)に日比谷駅に向う途中で有楽町出口(ミレナリオは丸ビル側からの一方通行)に立ち寄って撮ったものでこの後間もなく定時消灯となりました(入り口付近の華やかな部分ではないのが残念)。

◇追伸:ところで昨日は早や御用納め、年末ジャンボ宝くじは買いましたか?かくいう“私め”は例年通り11月中旬から当選のイメージトレーニングを開始、大晦日に絶好調を迎えんと目下猛トレ中です。ここだけの話なのですが、今年は景気絶好調の名古屋(栄町駅1番出口売場)でも購入した為、“あやかり”がありそう!実はかなり楽しみにしております。(当りそぉ~)

 しかし若しも本当に当ってしまってもお互いに決して口外する事無く、年が明けて口の回りの筋肉が緩むことがあっても、そこはそれお酢でも含んで何食わぬ顔で相変わらずのご厚誼の程をお願い申し上げる次第です。

’04.12.29.PM  浪漫老翁乱 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年12月19日 (日)

♤丸の内~大手町【定点観測】都鳥

◆ビルバブル知るや知らずや都鳥      与里

04_2_13   未だ温暖ながら青空の下、湿気の少ない透明に引き締まった空間の先の丹沢山塊の上に覗いた富士の高嶺の新雪の白さが目に付き、南関東も流石に師走を身近に感じさせる頃となりました。

 今年は天災地変に加えて、世は内外共に狂瀾怒涛、物情騒・雑然たる一年でありましたが、諸兄にはオレオレ(振り込め)詐偽にもお遭いにならず、相変わらずご無事、ご壮健にお過ごしのことと拝察致します。   ※写真はクリックすると拡大できます

 国際的な投資環境も不穏・不安定、国内も株価は上らず国債も先安感が強いとして、低金利下で行き場(運用先)を失った金がより高い利回りを求めて投資信託手法(ファンド)を駆使して急速・大量に不動産に流れ込んだ一年でもありました。  

 証券取引所に上場している不動産投資信託(不動産ファンド=REIT)14本(利回り3~4%)の資産総額は1.9兆円を既に超え、REIT以上に高い利回りを求める私募ファンド(プライベートファンド)も90社、資産総額1.6~1.8兆円とREITに劣らない規模に膨らみました。

 「路線価の2倍で買うのは安い、3倍が当たり前という渋谷や原宿の現状は異常だ。何しろ我々の担保評価は路線価の7割でやっているのだから」と銀行マンが驚くほど、丸の内、大手町といった超一等地の超
優良物件から始まった東京圏のビル漁りは今や周辺に波及してババを引くまで吊り上る状況であるそうだ。

 そこえ持ってきて、今年はUFJ銀行の不良債権処理に伴う大型の不動産売却案件(UFJ特需)に多くのファンドが群がって、これを引き金に好調トヨタを擁し新国際空港開港、万博開催を控えた名古屋圏はともかく長期経済低迷の出口が見付からない大阪圏や更なる地方都市の物件が投資対象に出回るようになった。

 対象ビルも都心の超優良大型オフィスビルから始まって商業・流通・工業施設から最近では中小型のレジデンスに迄至っており、多少危なっかしい物件もリスク分散済の屁理屈(多数の内の一部)でファンド構成物件に混ぜられるようになっていると言う。

 先に、日本不動産研究所は2004年9月末の全国賃料統計で「日本のオフィス賃料の下落は依然として続いており、下落幅が地方都市では拡大している」と発表した。

その内容は、

「2000年の賃料水準を100とした指数で表した東京圏の2004年9月は91.0で、2003年の94.2と比べて3.3%下落、2003年の前年比下落率は3.2%でほぼ横ばいだった。 

 大阪圏の前年比下落率は2003年の5.6%から2004年は4.9%に、名古屋圏は0.8%から0.5%に、それぞれ下落幅は縮小している。これに対して地方都市の下落率は2003年の3.2%から2004年は3.7%へと下落傾向が拡大している」というものである。

 表面的な経済動向の水面下では途方もない巨額な金が短期間に競争的・集中的に投資されており、実需を超えた価格での取引の先に引き起こされるだろう将来の大きな変化への胎動は一般の未だ感知せざる所なのでしょう。

 行き場の無い巨額な金が投資対象を求めて激しく動く渦中に居ることはなかなか興味深い事でもあります。しかし、来年は早や還暦4齢もなれば 「二度目のバブルを身近に遭遇するのもかなわないな~」との思いも頭をよぎるこの暮れであります。

 写真は馬場先濠の都鳥。千鳥目の水鳥、樺太やカムチャッカ半島で繁殖して日本に旅鳥・冬鳥として少数が渡来する。ユリカモメの雅称。

’04.12.19.PM. 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年12月11日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】都心師走

0412_304_2_9 ※写真はクリックすると拡大できます

  先に大雪も過ぎて12月も早や中旬に差し掛かろうとしていますが、ここ南関東のこの冬の暖かさはやはり尋常ではありません。

 早朝の定点観測ウオーキングも例年はこの時期ともなると南北に走る日比谷通り沿いの濠端のコースは北風にさらされ、コートの襟を併せて早足勝ちになるものであるが、今年はそれも無く私も未だに背広に薄手のマフラーという出で立ちでありますが、行き交う同志達?もコート姿はまれでその歩みもまるで春先であるかの様にゆったりとしています。

加えて濠端の柳並木のしだれ葉の緑は未だ健在で、濠越しの石垣の外苑や皇居の森もまだまだ緑豊かで、濠の水も未だに温んでいると見え鯉達が元気好く浮上している水面に律儀にも暦通りにやって来てしまった水鳥達、やっと黄葉を散らし始めた日比谷通りの銀杏並木が場違いに見える程に山眠らず、園枯れず、極月とは程遠い景色・風情の都心です。

 それでもカレンダーは暮れに向って粛々とめくられ、丸の内大手町界隈もあちこちでクリスマスの飾り付けが目に付き、年末ジャンボ宝くじが売り出されて、暮れから年明けに掛けての丸の内名物の電飾の飾りつけも例によってイタリアの職人達の手で始まりました。 

 そして、大手町広場では恒例となった大クリスマスツリーの下での屋台ランチ風景。又、あの日比谷公園の新宇池の雪吊り、雪菰(こも)もこの小春(11月の季語)ならぬ大?春日和に早々とお目見えでありました。

’04.12.11.PM. 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月27日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】新丸の内ビルヂングの秋

04_2_11   あの猛暑の夏が木々に勢いをつけ、台風の被害も思ったほどに被らなかった所為か、この秋の南関東は広葉樹の黄・紅葉は例年に無く見事で、此処1箇月ほど楽しませて貰っています。
 
 都心の丸の内・大手町界隈でも街路樹の楓類、イチョウ、プラタナス等の葉も傷みが少なく、落葉までにたっぷりと時間を掛けて黄~紅葉する大往生振りを見せて行き交う人々の心を和ませてくれています。 

 しかし定点観測ウオーキングの定番コース、皇居の濠端では柳並木が相変わらず緑豊かに柔らかな枝垂れ葉を風の吹くに任せており、とっくに飛来して濠面に遊ぶ冬鳥達を場違いなものにしています。※写真はクリックすると拡大できます

 そして又、この秋もう一つ目に付くのは東京駅丸の内口正面の丸の内ビルディング(丸ビル)と並んで建つ兄弟ビルの新丸の内ビルヂング(新丸ビル)の真っ白な仮囲い姿です。
 
 この夏に全てのテナントを退去させた新丸ビルはこれから解体に掛かって2007年の超高層ビルへの建替え完成を目指すのです。
 
 新ビルは高さ198m地上38階、地下4階、延べ床面積195,000㎡は隣の丸の内ビルデイング(丸ビル)の1.2倍、物販・飲食などの店舗面積も1.2倍の21,000㎡を確保して丸の内地区最大の商業施設になる予定だそうです。(事業主は三菱地所、デザイン設計は英国の建築家マイケル・ホプキンス氏)

 新丸ビル建替え成れば、東京駅から皇居への軸線(行幸道路)の左右という象徴的な位置を占める兄弟ビルの新築姿が揃って、その結果が好かれ悪しかれ広場の景観は一変することでしょう。

 新丸ビルの建替え着手で、東京駅の丸の内口広場に面する建物は昨年新装成った丸ビル、この秋完成の北口前のオアゾA街区の日本生命丸の内ビルディング・ホテル商業棟、改装予定の東京駅舎の他に建替え計画を明らかにしていない建物は、やはりと言おうか当然と言うべきか、広場の南側を占める「中央郵便局舎」唯一つということになりました。

◆写真は仮囲いの新丸ビル越しに新装丸ビルをオアゾ街区から望む
 
’04.11.27.PM. 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年9月23日 (木)

♤丸の内~大手町【定点観測】丸の内オアゾ

_4_6Oazo_rimg0024_3_2Oazo_2_2 ※写真はクリックすると拡大できます

  先の9月14日、日本生命、三菱地所&丸の内ホテルの3社が東京駅丸の内北口前の旧国鉄本社・旧交通公社・旧丸の内ホテル跡地で建設中だったオフィスとホテル・商業との複合施設「丸の内オアゾ(oazo)A街区」が竣工し、書店の丸善をキーテナントに飲食・物販の33店が入居する商業ゾーンがオープンした。

 “oazo”のネーミングの由来は英語のoasisに相当するエスペラント語から採り、始と終わりの“o”は丸の内の丸=Oと大手町の頭文字のOで、間の“az”はアルファベットのa~zを頭文字とするあらゆるハード・ソフト&サービスを意味し“oazo”全体で丸の内と大手町を結びそれらの全てを供給できる街であるとのアッピールを籠めたものと聞く。

 先日の定点観測ウオーキングでオープンしたばかりの同街区を訪れ、中央に設けられたガラス屋根による7層分吹き抜けの屋内公開広場の店舗ゾーンを早速通り抜けてみたが東京駅と大手町のオフィス街との行き来は確かに今迄以上に楽しいものになりそうである。

 街区構成は駅前広場北面の日本生命丸の内ビル28階建て8.8万㎡、線路際永代通りに面する三菱地所の丸の内北口ビルディング29階建て6.6万㎡の2つのオフィスビルとその間に建つ3社区分所有のホテル・商業棟17階建て3.5万㎡であり、総事業費は場所柄にしてはややケチンボ?の660億円也。その他にB街区で建替えの中央不動産の新丸の内センタービルディング25階建て4.6万㎡もほぼ同時に竣工した。

 第一印象は思い思いのデザインの寄せ集めとでも言うもので、「東京の表玄関にふさわしい良好な市街地環境・景観の創出」を謳った筈の街区一体開発事業に大方が期待した統一感のある品各、風格には如何とも及ぶものではない様です。呉越同舟の日生と地所という夫々の分野ではトップ企業同士のコラボレーションは難しく、足並みが揃えられなかったと言うことか?

 得べかりし景観上の社会的利益の遺失は大きく、その結果は両社の失態を露呈して憚らない様に見えます。又、一部を除きビルや公開広場内外のデザインも通俗陳腐の域を出ず、当地域に期待さるべき品位秀逸に欠けるのは残念である。せめて街区外周と公開広場とに共通の蛇腹・庇を持った柱廊を廻らす等の街区全体に亘って統一感を生み出す手立ての採用が欲しかったと思う。

 しかし、国内最大級の5,800㎡の面積に八重洲ブックセンターを上回る120万冊の書籍を揃えて出店した丸善丸の内本店は丸の内・大手町側の住民にとっては朗報である。私も調べ物等では書籍を随分利用する方なので、学生時代からよく利用し八重洲BCができて以来は疎遠になってしまっていた懐かしくも気に入りの書店が今度はより身近に出現して嬉しく便利になったということです。

◆ 丸の内新ビル高く秋の澄む   秋朝
            
04.09.23.秋彼岸  浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年9月11日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】金融街の稲作

_2_116 ※写真はクリックすると拡大できます 

◆ 休暇明け書類つむ陰秋扇    
◆ 葛花の跳梁跋扈や老いの里   朝秋 

   中秋にかからんとする候や今、貴兄姉にはさぞ御健勝のことと拝察。さて、先の暴風猛威台風18号はフィナーレを飾るマドンナだったのか昨日は二百二十日、今南海に台風の姿なくさしもの猛夏もその命が尽きたと言うや。時節は秋冷、家路は端にコオロギ、並木にカンタンの声、すっかり秋の夜であります。

 今日迄早3年、9・11米中枢同時テロに続く米国のアフガン強襲制圧を引き金に報復が報復を呼び、大国の国家・民族への制裁介入と自爆も辞さない大掛かりなテロが世界を舞台に繰り返され、この1日にはロシア北オセチア学校占拠テロ、9日にはジャカルタ豪大使館前爆弾テロが新たに発生して「吾身がその場に居合わせ無い僥倖」と止め成せず増幅するその傾向が「世界破綻への大事」に至らねば良いがと祈るばかりです。

 プロ野球1リーグ制問題で賑う新聞社街、そしてここに来て仕込んだ世界標準の新理屈を引っ提げてシャイロックが再び跳梁せんとする金融街、その一角大手町JAビル前のポット田圃では猛暑の夏を無事に過ごした稲が行き交う人に頭を垂れ始めました。 担当のJA職員によれば「この夏の猛暑で良く育ち豊作」とのことであるが「気温が高く朝晩の温度変化の少ない大手町産の米は旨くはない」そうです。

               
’04.09.11.PM 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年7月 3日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】梅雨立葵

_2_105  昨日(金曜日)の東京は朝から明るくカラリと晴れ上がった好天が続いて梅雨には有るまじき爽やかな一日で在りました。そして一夜明けた今日も我が家の在る神奈川ではその余韻の朝を迎えています。

 私の定点観測ウオーキングは地下鉄日比谷駅からの階段を登って公園口を地上に出て初めてその朝の皇居濠端の気象に遭遇、暫らくその気象に浸って歩くというものですが、“気持ちの浮き立つ好ウオーキング日和”ということでは ここ二年余の私の記憶の中でも出色の一朝でした。※写真はクリックすると拡大できます

 そういえば一昨日の七月一日は夏至から数えて十一日目に当る半夏生(はんげしょう;田植えも終わり、梅雨明けの時期と言われる)。昨日の朝はあまりの好天にもしかしたら!と想い付いて、早速に日比谷公園の入り口近くに植えられたタチアオイの様子を視に行きました。

 梅雨時の花で高さ3Mになり1M以上にもなる花序の下から開花し咲き登り、梢に到った時に梅雨が明けると言われる“立葵”(別名:梅雨葵)は株の多くがやはり、青空に向って頂の花を咲かせていました。(写真)

◆タチアオイ 梅雨よ明けよ と梢花    与里

’04.07.03.AM 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年6月12日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】梅雨の皇居濠端

_2_126_2_129 ※写真はクリックすると拡大できます

◆五月雨や新ビル映し日比谷濠   与里

雲の中?風の無い空一面の曇天の朝、音も無く均等に降り続く細雨が作る無数の微小な波紋を浮かべて尚、淀み静まりかえって柳の並木越しにビル影を映す濠の水面の所々でその平滑を破って大きな波紋を放っているのはこの時節に元気な鯉達か。
 
 本来冬鳥の白鳥、日比谷濠のホワイト夫妻、馬場先濠のブランカ夫妻、和田倉濠の白夫妻は何れも堀端の人気を避ける様に水面の奥遠くに浮かんで鬱陶しげに首をたたんだまま動きません。

鳥といえば皇居の濠には似つかわしくない?鵜が盛んに潜って捕食している所を時々見ますが、夏鳥ツバメの姿を今年は全く見かけません。

 「ビルの建て直しが進んで彫り深く凹凸の多かった旧来のファサードが近代的で?保守監理のし易いのっぺりしたファサードに変わって、巣作りの場所が奪われツバメが都心から姿を消しつつある」という昨年の今頃のニュースを想い出します。

 又、最近はプロパティ・マネジメントと称してビルの合理的・効率的な保守管理を専門業者を使って行う様になっており、家賃を払わないツバメ達は当然の様に退去を迫られることにも為っているのでしょう。

 この所の定点観測ウオーキング、皇居の濠端は梅雨の煙雨にすっぽりと包まれて街の色はモノトーン、音も活気に満ちた響きを失っています。そんな道中をねぎらうかの様に和田蔵橋脇の二株の紫陽花が今を盛りの色鮮やかな満開姿で私を迎えてくれます。それも由緒正しき瑠璃色の鞠。

◆五月雨に新ビル映す日比谷濠    与里
 
以上。 ’04.06.12.PM 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年4月18日 (日)

♤丸の内~大手町【定点観測】すっぽん料理屋台

_2_134 ※写真はクリックすると拡大できます

 芽吹きの遅いケヤキ並木もいよいよ新緑真っ盛り、道路の植え込みのつつじも咲き始めて、先日は近在の農家からのこの春最初の朝採りの筍、若蕗を入手して賞味しました。ここ南関東は今、見・聞き・触れ・嗅ぎ・味わう、何処も・彼処も・どれも・これも春真っ盛りの様相となりました。

 先週は金曜日のこと、久し振りに覘いて見た大手町広場の“ネオ屋台村”、根強い人気で常連のカレー屋台達 数台に肩を並べて人だかりさせている目新しい屋台を発見したので紹介しましょう。

 この日は正に “春昼” 明るくのんびりと時の止まったようなランチ日和で、大勢繰り出してご贔屓の屋台に列をなす “ネオ屋台村” の主客OL達の賑やかなおしゃべりの声と、一目で分る有名企業の制服や最近、多くなった色柄とりどりの私服の春の装いで広場は華盛りでどの屋台も大繁盛といった様子です。

 人混みが引いた所で覗き込んだ “すっぽん料理屋台” のメニューはすっぽん鍋¥1000、すっぽん雑炊¥600、冷製すっぽんスープ¥300。

 そして傍らに大書掲載の効能書にいわく「スタミナ増進、風邪引き予防、糖尿、通風、疲れ、倦怠感、二日酔い、食欲不振、手足冷え、痔、肌荒れ、生理不順、産後の肥立ち、貧血、血液浄化、体質改善に効く」とある。

 いやー!やるものですね。 この冬、屋台全体がガラス張りのグリルで美味しそうな肉の焼ける姿と香りを振り撒く“熱々焼肉ランチ屋台”にビックリしたものですがこの春、まさか“すっぽん料理屋台”が登場するとは思いも及びませんでした。

 さすが“ネオ屋台村”元祖の大手町広場、その先進性?は近在者としてはやや誇らしくもあるのですが、今ひとつ合点が行かないのはこの料理の「OLとの合性」で、“すっぽん料理”といえば昔から代表的なオジサン料理の筈と思い込んでいたのは私ばかり?
 
 今時のOLはかつてのオジサン並みにスタミナも必要であり、効能書には女性特有の症状も謳ってあることであって、何よりもこの屋台に先程迄OL達が列を成していた事実が新時代の到来を告げているということなのでしょう。

◆写真中左手、先のさくら祭りのイベントと伴に登場した “小樽いかめし屋台”(いかめし¥600、鮭・帆立鮨¥680)も日本人の大好きな醤油とアミノ酸の香りを広場一杯に漂わせて健闘しています。

’04.04.18.PM  浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年4月 3日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】大手町広場の花見

0403_4  先月の下旬から、この初旬に掛けては組織の人事異動に伴う歓送迎会や期末・期首の打ち上げ、決起の行事などで私も一丁前に夜も多忙な毎日を過ごしています。
 
 そして街のあちこちで目にする様になった新入社員達のリクルートスーツ姿が春も本番の到来を告げて、そろそろゴールデンウイークが視野に入る頃ともなってしまいました。

 この所の菜種梅雨、花冷えと暫らく愚図ついた天候も週末に掛け晴れ上って、“風光る春”、所々に桜やこぶしの花木を配した里山の雑木林もすっかり萌黄色に、春霞の中に浮かんで、正に“山笑う”春本番の候。       ※写真はクリックすると拡大できます
 
 今週の定点観測ウオーキング、新緑の柳を映す皇居の濠では先月迄その存在を感じさせ無かった鯉達が温んだ水面に浮び上がってあちこちに丸い波紋を作って、冬には飛ぶ姿をめったに見なかった水鳥達も幾つかの群れに分かれて飛翔、滑空を繰り返えして間もなくこの国を去ろうとする気配です。

  冬中いろんなパフォーマンスで楽しませてくれた水鳥達とも来週は恐らくお別れ、濠の主役は鯉達と間もなく訪れるであろう燕達に代わる。そして、今しばらくは、柳の枝垂れ葉の目に染みるような新緑が濠の水面や立並ぶビルのファサードを背景に春風になびく風情を楽しみながらのウオーキングとなるのでしょう。
 
 例の大手町広場のランチタイムも冬には “勢ぞろいカレー屋台の日”、“アジアランチデー”、“世界の熱々肉料理デー”などと飽きさせない工夫が観られましたが、野外のこととて何より陽気が一番の薬、この所は人出も多くなり活況を取り戻しつつある様です。

 先月下旬に広場に持ち込まれた大きな鉢植えの桜(添付写真)の蕾も四月に入って開花し、“いかめし屋”などの目新しい屋台も加わって桜祭りのランチタイムライブ、夜桜ライブの催しで賑っています。

※広場のさくら祭りのパンフレットによれば、この様な屋台の集まりを“ネオ屋台村” と称し、この広場が発祥の地ということです。  

 ’04.04.03.PM 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年2月14日 (土)

♤都市再生【定点観測】新鋭スモーカー

Jtjpg_2_5    朝7:15~45の定点観測ウオーキングではあちこちのビルで働く清掃人達とダークスーツに身を固めた朝の早い金融機関の社員達に加えて作業服にヘルメット・安全靴姿で工具を携えて現場に急ぐ職方達を大勢見掛けます。

  オフィス街にしてはやや異様な取り合わせなのですが、私の歩くルートの地下鉄日比谷駅から有楽町、丸の内、大手町を抜けて鎌倉橋の事務所までの道筋には工事中の明治生命館街区(’04/8完成予定)、三菱商事丸の内新本社ビル(’06)、東京ビルヂング(’06)、丸の内一丁目1街区再開発(’04/8)に加えてこれから始まる新丸ビルの立替(’07)と巨大プロジェクトが目白押しなのがその訳です。

  この大手町・丸の内・有楽町地区で明らかになっているプロジェクトだけで約八千億円の民間投資があり約一兆九千億円の経済波及効果と十二万八千人の雇用を生み出すといいます。

  そして、電通、松下電工、日本TV、日本通運、共同通信などの本社ビルを連ねた汐留シオサイト(’06)は一兆六千億円、六本木ヒルズ(’03)は八千億円、その他の品川シーサイドフォレスト(’04)、錦糸町TOKYOリ・デザイン(’06)、秋葉原ITセンター(’06)、六本木(防衛庁跡地)東京ミッドタウン(’08)、日本橋・八重洲地区(’11)などを合わせた経済
効果は十兆円規模になることは間違いないといいます。
 
 最早、都市再生は一大産業化、当該地域経済ばかりかGDP押し上げの有力な担い手といったところでしょう。

  これらの都市再生プロジェクトには巨額の資金調達と採算性の確保とが課題という訳で、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)、不動産投資信託(REIT)、コンストラクションマネージメント(CM:施工業者選定、資材調達・施工管理など工事全体を一括管理してコストをガラス張り管理する手法)などの新しいスキームの導入が進んでいます。

  公募型の不動産投資信託(REIT=リート)は不特定の投資家から資金を集めてオフィスビル、商業施設、賃貸マンションなどの不動産を取得して、得られた賃貸収入を分配する金融商品。

  日本では’01年9月に初上場され’03年9月からは上場ラッシュになっており上場銘柄数は二桁を突破、時価総額は今年中にも一兆円の大台を狙う水準で、世界最大の不動産会社(米国)も参入計画中。(日経産)

 REIT市場の拡大はデベロッパーにとって不動産を流動化しやすくなり、REITへのビル売却で開発利益を早期に手にして次の事業に向かえ、金融機関も資金供与しやすくなります。
 
  資金の有効活用/融資先の確保ができて「国や自治体の公的資金に頼らずに巨大プロジェクトを民間資金の活用で行うこと」に資するこの仕組はこれから延びる分野であると思っています。

 不動産を信託証券化するということは、その不動産(土地、建物、設備、稼動状況等)に関してその履歴・現状・先行き等に関して知りうる情報の全てを開示した上で、客観的に評価できる様にする必要があります。

  これらの業務は一部の不動産鑑定士、建築士、弁護士、税理士、会計士、行政書士等の専門家が遵法管理を行いつつ取りまとめていますが、未だ質量共に不十分で不動産会社・ゼネコン・ビル管理会社・金融機関等の関系企業は体制作りに躍起といった所です。

 日本では未だ新しいこの分野は先行きの発展も予想され興味深いものが在りますが、完全リタイアへの間合いを計っている身には「抜き差し為らぬところまで巻き込まれてしまうのも・・・・」と思うこの頃です。
  つい、調子に乗って長文と為ってしまいました、ご容赦下さい。

◆定点観測添付写真は、この程一年振りで新鋭車両と交代成った大手町
  広場(サンケイビル)に常駐のJTスモーカー。

’04.02.14.バレンタインデーPM.浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年2月 7日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】やはり暖冬!不落葉

0402_3 ※写真はクリックすると拡大できます

 今朝はめっぽうよい天気、我が家からは薄雪化粧の丹沢山塊の向こうに真っ白な富士の頂が良く見えて居り、明るい空気は早春。目に見えて木の芽が膨らんだわけでもなく、未だ雪景色も残り何処と言って春という程のものも見ないのですが、やはり何か違う様です。

 やなぎ科の落葉高木、原産地中国、皇居濠端の並木のしだれ柳はこの冬、中々落葉せずとうとう越年して小寒、大寒はおろか節分、立春を過ぎていわゆる“寒明け”の今も、しこたま葉を付けた垂枝を北風になびかせて晩秋の面影然としている樹々も多く見受けます。
 
 確か昨年の今頃は不景気な垂枝ばかりの並木であったはず、そう言えば東京のこの一月の気象についての気象庁の発表は一日の最低気温が零度未満を記録する“冬日”が無かったというものでした。
 
 気が付けばこの季節、ふさふさとした緑の葉を付けた柳の樹を前景にした冬鳥のショットも異様なものですが、地球温暖化傾向に加えて都市熱を篭もらせ、夜を徹して点される道路灯・街灯の明かりで冬を知らない都心街ならではの風景なのでしょう。
 
 早朝のウオーキングではこの処の気候をずいぶん寒いと思っていましたが、これしきの寒さを冬とは認知していない“しだれ柳達”にバカにされそうです。

 辞林によれば「しだれ柳は早春(2~3月初めの頃)黄緑色の花穂を葉腋に付ける」とあり、さすれば間もなくこの柳達は新芽・新緑の時を迎えるはずで常緑樹への進化中!?・・・この柳達がこの冬の事態に今後いったいどう対処するのか、バカにされついでに今後見届けるとしましょう。
 
写真は、林学出身のある先輩からのサジェスチョンも在って、通勤時の定点観測ウオーキングの定番コースで未だ枯れやらぬ柳葉に注目して見たものですが、今更の様に気付いたことは「葉の無い垂枝は風になびかない」と言うこと。“柳に風”の風情も葉を付けていてこそで在って、その風も本来は新芽・新緑への春風や夏の夜の涼風が似合うものなのでしょう。

’04.02.07.AM 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年1月10日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】寒暁の日比谷濠と初屋台カレー

040107jpg_2_1 030107_2 ※写真はクリックすると拡大できます

◆寒暁の街灯(ひ)点す濠ばた初出勤   
◆発寒波 初屋台カレー 初出勤       与里

 私の仕事始めは7日(水)でしたが生憎のことに、元日以来緩んでいた冬型の気象が一転して寒波の襲来と重なって、正月で弛んだ体にはヤヤ辛い初出動でありました。
 
 そんな朝「定点観測」初ウオーキングで例によって地下鉄の出口を登り切って十日振りで目にした日比谷濠は、充分に明けやらぬ薄明の中、北風も無くシンと静まり返った水面に未だ点る街灯の明かりを映して此れ迄に無く静かに堂々として人を打つ佇まいと精気に満ちた空気を感じさせ、思わず背筋を伸ばしたものでした。

 これが歳時記に謂う “淑気” (新年になると、どことなく天地に瑞兆が満ちているように感じられるもの)か!と一時の感慨に耽ったものでした。そしてこの日の昼時の大手町サンケイビル広場は早くも勤勉なランチ屋台で賑っていましたが、寒波到来のせいか?正月料理の対極を求めてか?本日の人気メニューは “熱々のカレーランチ” でした。    

’04.01.10.PM. 浪漫老翁乱

| | コメント (0) | トラックバック (0)