♤丸の内~大手町【定点観測】2003

2003年12月30日 (火)

♤丸の内~大手町【定点観測】暮れの皇居二重橋

_2_88Photo_53 ※写真はクリックすると拡大します

  好く晴れた日が多く、我が家から丹沢山塊越しに覗く富士山頂が見えぬ日は数えるほどであった12月もいよいよ押し詰まった今日、やっと年賀状を書き終えてほっと一息入れているところです。

◆12~1月は各種ランキングや統計の発表の多い月だと思いますが、そんな中で目に留まった二点。(ご覧になった方も多いと思いますが)

(1)キリンビールが毎年発表している世界のビール消費量ランキングの2002年版では、首位の米国に中国が肉薄し逆転はもはや時間の問題。三位ドイツ、四位ブラジルは変らないが、日本はロシアに抜かれて五傑から脱落して六位に交代。近年、躍進著しいのは中国、ブラジル、ロシアの三国と言う。

 これら三国に、飲酒が敬遠されるゆえにビールのランキングでは番外のインドを加えた四カ国が今、世界経済の牽引車として注目を集めており、英語の国名の頭文字をとり「BRICS」と呼ばれ、四カ国合わせた人口は約26億人で世界人口の四割以上を占める。ゴールドマン・サックスの調査は、この四カ国の経済規模の合計が四十年以内に米、日、独、英、仏、伊の先進六カ国のそれを凌駕すると予測している。(春秋氏/日経夕刊)
    
(2)分譲マンション販売の長谷工アーベストが首都圏在住の一万人(回答者千百六十六人)を対象に得たアンケート調査「首都圏の住んでみたい街ランキング」
 ①自由が丘(東急東横線)
 ②吉祥寺(JR中央線)
 ③鎌倉(JR横須賀線)
 ④三鷹(JR中央線)
 ⑤成城学園前(小田急線)
 ⑥横浜(JR東海道線・東横線・他)
 ⑦新浦安(JR京葉線)
 ⑧二子玉川(東急田園都市線)
 ⑨田園調布(東急東横線・目蒲線)
 ⑩表参道(千代田線・半蔵門線・銀座線・・・何れも営団地下鉄)

※回答者にベストスリーを答えてもらい、上から三、二、一ポイントを割り振り当てて集計したもので、一位の自由が丘はファミリー、カップル、シングルという家族構成別ランキングでも一位を独占したそうです。しかしここ数年の都心の超高層マンションブームにもかかわらず都心部でベストテンに入ったのは十位の表参道だけと言うのは以外でしたね。

◆◆
 今週の 定点観測の添付写真は昨29日朝の二重橋の二葉
①年頭皇居参賀の人出に備えて始まった皇居広場のテントの設営風景
②朝日に染まる暮れの二重橋

以上、皆さんよいお年をお迎えください。
                   ’03.12.30.PM 塩野頼秀

◆追伸:年末ジャンボ宝くじを買われた方へまさかの時に備えて “当選へのイメージトレーニング”はゆめゆめ怠らぬ様なさり、そして見事当選の暁に於いても引き続き変らぬご厚誼の程をお願い申し上げる次第です。

2003.12.30  頼秀 

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2003年12月22日 (月)

♤丸の内~大手町【定点観測】師走三題

_2_90 _2_91 _2_133 ※写真はクリックすると拡大します 

 立冬、小雪、大雪去って、今日は冬至、そして小寒、大寒へ(冬の六節気)。“冬至” と言う文字や音声を新聞やテレビ・ラジオでなかなか行き当たらぬ時代に何時の間にかなってしまいました。 
 
 一昨日の中部以西は時ならぬ大雪とか、暖かな日が続いた後の不意の風流な雪景色も又、天候不順を旨とする今年の酔狂なのでしょが、ここ南関東ではこの所は晴れ日が多く丹沢越しに何時も富士が覗いています。

 ◆掃く手とめ度々見上げる富士師走   与里

写真は、

①この所、皇居の濠で急に目立って数が増えている都鳥(冬の渡り鳥、ユリカモメの別称)、画面右下にやんごとなき皇宮スズメがちゃっかり写ってしまっていました。

②来夏から解体工事が始まり2007年の完成を目指して、英設計家のマイケル・ホプキンス氏のデザインにより建替えが決まっている、新丸の内ビルヂングの最後のクリスマスツリー。
 
※新館は、高さ198m、地上38階、地下4階、延床面積19万5千㎡(隣接丸の内ビルディングの1.2倍)、7割はオフィスで、~6階迄の物販・飲食の店舗面積は同1.2倍の約2万1千㎡で丸の内地区最大の商業施設となる、総事業費は9百億円。

③最近出現の新手の人気屋台、美味しそうな沢山のロースト中の鶏をこれ見よがしに見せ付ける、車体がオーブン其の物と言った屋台。「熱々のロースト鶏を目前で切り分けて、炊き立てのご飯のうえに乗っけて売る」と言う単純なメニューですが、これが、視覚、嗅覚に訴えた上に、12月、クリスマスシーズンと言う時も味方してこの所大当たりで、他の屋台が “やってらんない” と言う程の繁盛振り。   

 ’03.12.22.PM 浪漫老翁乱

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2003年12月 6日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】日比谷公園の雪吊り

0312_3 ◆雪吊りや鯉も物見の小春かな  与里

 十二月も後3週間余、十一月以来の飲む機会の多さにやや閉口気味で師走に突入、
まだまだこれから5回余の忘年会を控え、この週末を迎えてホッと一服している処です。

 この処の都心はHeat Island現象で郊外より余程暖かいとみえて皇居濠端の柳はまだ緑の葉を付け、日比谷通りのイチョウ並木もやっと黄葉して少し散り始めたと言った所で、南北に走る通りを時おり吹き抜けて来る冷たい北風の感触を別にすれば視覚的にはまだまだ冬の気配を強く感じるものは在りません。    ※写真はクリックすると拡大できます

 そんな師走最初の週の朝の定点観測ウオーキング、久し振りに日比谷公園に寄り道することにしました。こんな時は日比谷公園へは有楽門から入って祝田橋への門に抜け、内堀通り二重橋前の皇居外苑を散策して、和田倉噴水公園を通り和田倉橋から日比谷通りに戻って、大手町へ向うコースを約35~40分掛けて歩きます。

 写真はその日比谷公園の心宇池端で見付けてしまった、何と、なんと“都心の雪吊り風景” の一撮。日比谷公園の有楽門を入って間もなく左手に心宇池は在りますが、この池は公園になる前は江戸城の濠の一部で、上から見ると “心の字”を崩した形をしており、それが名前の由来で、鎌倉・室町時代の伝統的な日本庭園をなぞらえていると言います。
 
 12月3日水曜日には既に一本目の雪吊りが出来上がっており二本目も半ばに掛っていたのですが、初めて見付けたその日の私は都民でも無いのに、「兼六園でもあるまいし、およそ積雪の恐れも無い当節の都心で“雪吊り” とは何と無駄なことを!」と放漫な管理をなじりたい気持ちでありました。

 しかしこの写真を撮った5日金曜日には、池端に程好くあしらわれた三本の松の作業を終えた“雪吊り姿”の美しさに、しばし足を止めることとなりました。功罪半ば、いやいや “功!”、無節操に街中に溢れるクリスマスツリーに比べれば上等、上等。 ※写真の背景左手は帝国ホテル。右手前の岸に公園一の美猫ノラ・ブラウン嬢が写ってしまったのはご愛嬌。

◆雪吊りや鯉も物見の小春かな  与里

、’03.12.06.PM 浪漫老翁乱

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2003年10月11日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】朝の和田倉濠

_3_16  こちら南関東では爽やかな秋晴れという訳には参りませんが、さすが中秋、気温も程好く湿気も少なく過ごしやすい天気が続いた一週間でした。しかし平日に晴天を使い果たした(NHKの天気予報士)とのことで、この週末は下り坂模様です。

 私の勤め先では上/下期のバトンタッチのこの時期は何やかやと酒食を伴う会合が多くて来週もまだまだ会合続きと言うのに、歳の所為か顎を出し気味でこの週末を迎えています。 ※写真はクリックすると拡大できます

 私の定点観測ウオーキングの定番コースは、NHK TVの朝のニュース番組 “おはよう日本” のタイトルバックに流れるショット(大手町から日比谷方面に向かい皇居の堀端沿いに日比谷通りを俯瞰)そのままの場所を、日比谷公園入り口からカメラ(視聴者)の方向に向かって、日比谷通りに面して屏風の様に建ち並ぶビル群を右に見ながら、濠端沿いの歩道を神田橋方面へと千代田線の2駅ぶんの距離を30分ほど掛けて歩くものです。

◆添付写真は先の10月3日午前7時30分の和田倉濠に架かる和田倉橋際の皇居石垣の風景です。この日の東京は晴れ、日の出5時42分、私がここを通り掛かった時に東京海上火災ビルと隣合せて建つ同新館ビルの間から丁度覗いた太陽が創った、なか
なかの景色が面白くて思わず足を止めて撮ったものです。木漏れ陽ならぬ都心ならではの “ビル漏れ陽”の一撮。

2003.10.11 浪漫老翁乱

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2003年9月13日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】カウパレード

_2_68 _2_69_2_72 _2_73 Jpg_2_14_2_59  ※写真はクリックすると拡大できます

 記録的な冷夏を引きずって九月に入っても相変わらず焦点の定まらない天気が続いた先週までとは大違い、暑いですね! 先の冷夏の埋め合わせのつもりかこの所の暑さたるや正に盛夏そのもの。

 しかしここでバテても「夏バテ」と言う訳には行きませんが、お元気でお過ごしですか? 又、騙された様な「活かさない夏休み」を終え、いつの間にか9月を迎えて嫌々学校に通いだした子供達からは一声に「今更、暑さを弁償されても!」とブーイングが聞こえて来そうです。
  
 丸の内、大手町の昨日(5日)の昼時、大通りに面した主だったビルの脇に先週から設えられていた大きな梱包が解かれて、何と実物大の牛のオブジェ(全64頭)がアチコチに出現しました。(添付写真)

 牛のオブジェを丸の内、大手町、有楽町の街中に展示する世界的な(?)アートイベント「カウパレード、~10/5」のアジア初の開始だそうです。

 おりしも今日(6日)は丸ビル建替え1周年。来館者数は一日約6万人、年間約2400万人(予想13~1500万人)、飲食店等の売り上げは年間300億円(予想180億円)を超える見込みで、主婦や観光客が予想以上に多くてオフィスビル街としては思いがけず休日も大賑わいのようです。

 東京は今、ここ丸の内・大手町・有楽町地域(三菱地所)、日本橋エリア(三井不動産)、汐留シオサイト(都・電通他)、六本木ヒルズ(森ビル)などの都市再生地域の存続を賭け
たテナントと利用客誘致の激しい地域(街)間競争の真っ只中に在ります。

 この「カウパレード」も丸ビル建替え大成功の余勢を駆っての三菱地所のキャンペーンのようですが、作品の作り手は、画家の山本容子さんや若手芸術家に加えて地元中学校の美術部も加わっているとのことです。それにつけても丸の内や大手町に何故“牛の放牧”か?と言うのが今一つ解からないと云う人もいるようです。
 
 尚、丸の内で未だ現役(三菱系)を張っている友人からの報告によれば、Cow Parade の作品(牛)は、展示期間終了後競売にかけられることになっているとのことです。
 
 今週は朝の定点観測ウオーキングで我が大手町以外の有楽町、丸の内界隈の牛達を尋ねてみました。ギョッとしたのは、丸の内センタービルのCow-Bone、お腹の胎児までがBone。しかし、骨牛の向こうに あの“りそな銀行”が見えるのがミソと云おうか?“中てつけも”凄まじいものがありますね。

 2003.09.13. 浪漫老翁乱

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2003年7月 5日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】大手町ネオ屋台村

_050_2 _220_2 _104_2 _143_2_2 _123_2_1_148_2※写真はクリックすると拡大できます

 大手町の中心に建替え、新装なった東京サンケイビルの広場が今年始にオープンされ以来、ここに大勢の人が集まるようになり都心の新たな人気スポットとなったようです。
 
 元々、土一升金一升のビル街には一般の人々が自由に出入りできてくつろげる広場などは公共のものを除いて無かったのですが、近年の規制緩和で、敷地の一部を公開空地として解放すればその敷地の容積率制限をおまけしてくれて、これ迄より多くの床面積のビルを建てることが出来るようになりました。
 
 つまり、行政は金を使わない方法で公共的空間を提供させて地域の安全・環境整備と活性化を図り、地主・建築主はより多くの稼働床面積を手にし、街の利用者は都心の一等地で自由にくつろげると云う、正に平成の規制緩和マジック“都心三方得”なのであります。

 このサンケイビルの広場は民間単独ビルの公開空地としては一つの広場としてまとまった最大規模のものの様です。新聞の閲覧ボードやニューススクリーンを配し、地下に食堂街を構えた、広大な一階部分を歩道のレベルで公開した広場はビル側の管理も行き
届き、数多くの清潔な椅子とテーブルが配置されて人々が自由に利用して、くつろぐことが出来ますます。
 
 特筆すべきは、お昼時や会社の引ける夕方に、色とりどり工夫を凝らした屋台CARが集結して国際色溢れるメニューのランチや酒肴がを提供する、“ネオ屋台村”が開催されることです。異なる職場の社員が入り混じって昼食や退け時の一杯をとりながらその日のイベントを楽しむと言った、今迄の大手町に無い新しい市街文化が生れようとしているようです。

2003.07.05 浪漫老翁乱

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2003年6月28日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】皇居外苑の梅雨茸

_022_2_3_020_2_3_017_5_023_2_076_2_1_025_2 ※写真はクリックすると拡大できます     

 教科書どおり・シナリオどおり・一本気・一途・生真面目・頑固・馬鹿正直・一辺倒・一方的・偏執的・偏屈・・等々のありとあらゆる尊称?に加えて変態的との形容を奉りたくなる様な「今年の六月の堂々たる梅雨空大行進!」には流石にホトホト呆れ返り又、辟易としているところですが、皆さんは如何?

 正月に始めた私の“定点観測ウオーキング”は、こんな六月ですが一途・生真面目・頑固・馬鹿正直に止むことなく続けております。水~金曜日、午前7:15~8:00、日比谷駅→鎌倉橋脇のオフィス迄、雨の強い日には千代田線沿いの地下道を通って、雨の止み間は背広を脱ぎネクタイを外して、日比谷公園、皇居外苑・濠端、ビル街等をぶらぶらとウオッチ&ウオーキング。

 皇居外苑のゆったり・広々として手入れの良く行き届いた青芝の上、松の木陰の所々に思いがけずにキノコ達を発見して驚き美しいものだと一時の感慨に耽ることが出来たのは、この六月の僅かながらの贈り物と言うべきなのでしょう。

 人に聞いた話なのですが、梅雨の季節には湿気を好む茸類がいっせいに生え出し来るが、それらのさまざまな茸を総称して“梅雨茸(つゆだけ)”といいますが、有毒なものが多く食べられるものは殆んど無いと言うことです。写真はキノコA.B.C

2003.06.28 浪漫老翁乱

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2003年5月10日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】立夏の皇居外苑夏落葉

_230_2_2 ※写真はクリックすると拡大できます

  陽射しも眩しく、木々の葉がひときわ美しく輝いて気持ちの良いこの頃である。連休明けの皇居の濠の朝は、水もすっかり温んだ濠面のあちこちで緋鯉が作る波紋の上を、何時、渡って来たのか何羽もの夏燕が水面すれすれに滑空して盛んに捕虫する姿が目立つようになった。
 
 しかし、今日の朝日新聞の天声人語によれば、都心のツバメの餌の調達先は皇居周辺ですが、「都心の再開発がツバメを追い出している」ことが原因で今年の都心のツバメの営巣はこれまでの最悪だそうである。
 
 三勤四遊の4日明け毎に訪れる、皇居の堀端や外苑広場の動植物の春から初夏へのこの所の変化は急で、又、植物の色も姿も大変美しいものがある。万緑の皇居外苑では十分な空間を与えられて伸び伸びと枝をはった楠が見せる、おびただしい夏落葉(常盤木落葉)。

2003.05.10  浪漫老翁乱

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2003年4月26日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】マンホール(その2)

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うむ、正にこれこそ婦警さん用のマンホールに違いない!」きっと騒乱時の機動隊や陸自の活動を支援する為に皇居周辺の交通整理や警備にここから出動するのだ」と二日酔いも手伝って、もはや憶測は妄想に成長、“今朝の大収穫”に先程迄の鬱気分は何処へやら、機嫌よく大手を振って勤め先の門をくぐったのでした
※写真はクリックすると拡大できます
 

その日は一日中、妄想が妄想を呼んでやや興奮状態で、誰かにこのことを話したくてたまりません。しかしそこは還暦越えの年の功「まてまて、早まるな!今朝はなんと言っても体調が悪かったから大事なことを見落として推理に重大な短絡があったかも知れぬ、それに他人に漏らせぬ程の重大な国家機密かも知れぬ故、明朝にもう一度精査した上で慎重に事を運ぼう」と同僚に話すことは思い留まりました。

二日酔いも癒えたあくる朝の定点観測ウォーキングは通常の30分を45分間に延長、路面調査は昨日の日比谷通から丸の内仲通、外堀通に及んで綿密に行われました。加えて、後刻には官庁などの知り合いにそれとなくヒヤリングを重ねて検討の結果、昨日の“今朝の大収穫”事件はあっけなくも解決、次の様な結末を迎えて敢え無く終結を見たのであります。

案の定と言いますか、二日酔いの私の興味を強く引いたこの事件も“遅きに失したエイプリルフール”ではありました。 おわり 

<結末報告>

一般的には馴染の薄いこれらのマンホールの存在は、電柱の無い街、即ちインフラ設備の地中埋設化の進んだ道路で特有な現象と言うことで、正体不明なマンホール達の身元と役割は下記の通りです。

①“いかつい○警印”警視庁の道路信号への電力供給と操作用配線の点検口

②“ちょうど浴衣地にあるような違い格子柄に細ゴシック体で○警”同上、メーカー違い

③“○に桜の花びら印”なんと、同じ桜印に東京都下水道局の文字の有るものが見つかりました。

※蛇足ではありますが、他に不明なマンホールとして“○にK印”があったのですが、これは国道を管理する国土交通省(旧建設省)のもので街燈、交通量把握様センサー等の給電・操作用でした。

2003.04.26 浪漫老翁乱

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2003年4月19日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】マンホール(その1)

_259_4_016_2_010_2 ※写真はクリックすると拡大できます
 

毎週同じ時間に同じ地域を訪れる定点観測ウオッチングも、前夜に年齢甲斐もなく飲みすぎた二日酔いの朝などは体調も優れず気分もやや鬱気味のままに、地下鉄の長い階段をやっとのことで登って、日比谷公園口からよろよろと這い出るようにしてスタートということもあります。 

そんな朝は、別に悪いことをした訳でもないのですが、知り合いとはあまり顔を合わせたく無いものです。公園入り口の交番の立ち番のお巡りさんの方を見ない様にしてそそくさと日比谷の交差点を渡るのですが、渡った先の日比谷濠には毎朝の様に出迎えてくれるホワイト夫人(こぶ白鳥)が居ると言う訳でここでも心苦しい思いをします。定点観測も何時も、何時も健康的で明るく、気さくに振舞えると言うものではありません。 

そんな或る朝のこと、観測道中は普段と違って下を向いてばかりいたものとみえ、日比谷通りの歩道面に備えられた一般的にはあまり知られていない物の存在に気が付きました。   

それは正体不明なマンホール達です、始めに見付けた年季の入った“いかつい○警印”(添付写真)の場合は何となく、通り過ごしていたのですが、続いて“○に桜の花びら印”のそれ(添付写真)を発見して、ハタ!と思い出したのが、道路越しに皇居周辺を監視しているかの様に日比谷通りに面して建っている丸の内警察署のちょうど真向かい当たりの濠沿いに在る看板に、『この通りは大震災発生時には車両通行が禁止となります 警視庁』(添付写真)と書かれてあることです。                      

そうか!皇居近くでもありここ日比谷通りは特別なんだ、「きっと非常時にはあの“いかつい○警印”のマンホールから警視庁の選りすぐりの機動隊員が、さらに事態が緊迫・重大化する時には“○に桜の花びら印”のマンホールからは陸自の精鋭がそれぞれ地上の騒乱を避けて秘密の地下道を通ってニョキニョキと出動して来るのであろう?と言う重大機密?」に飛躍的ながらも思い当たってしまったのでした。 

更に大手町に差し掛かった所でその憶測を裏付けるかの様な新事実を発見!したからたまりません。それは“ちょうど浴衣地にあるような違い格子柄に細ゴシック体で○警”とあり、ちょっと小首を傾げたところが何とも愛らしく優しい感じのマンホール(添付写真)なのです。つづく

2003.04.19  浪漫老翁乱

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2003年4月 4日 (金)

♤の内~大手町【定点観測】皇居の桜と柳

_043_2_1 _087 ※写真はクリックすると拡大できます

 先に満開を迎えた我が家から駅への並木のこぶしの花も今はだらしなく散らかって、今日はこの辺りでも見頃に咲いた桜の花に冷たい春の雨.
 
 さて定点観測は昨日の金曜日のこと。昼は食事もそこそこに勤め先の同僚と花時の皇居堀端に花見に行った。皇居の濠周りは普段の昼休みでもランニングする人や気晴らしの散策者が多いのですが、おりしも暖かな花曇とあって弁当持参や通り掛けの花見客が加わって結構な人出であった。
 
 濠端には桜の木が結構多いのですが、よく見ると今満開に咲き誇っているのは“そめい吉野”で数の多い山桜や紅桜などはまだまだ先の様子である。写真は皇居東御苑の入り口の平川門を大手濠端の満開の“そめい吉野”の花庇から望んだところ。
 
 地下鉄の竹橋駅出口の在る御苑入口周辺の濠端は、我々をも含めて月・金曜日が御苑の休苑日とは知らずにやって来た人々で一杯の人だかりでありました。濠の外から御苑の満開の桜が覗える“見頃を見せない、花時の無粋”も又、お役所仕事のなせる業なのでしょう。

 社への帰り道への通り掛かりの気象庁の庭の開花宣言用の定点観測樹も今や満開と見受けた。後の1葉は、同じ日の早朝、和田倉橋脇の柳の新緑が朝陽に映えたところの一撮、バックはAIGビル。

2003.04.04 浪漫老翁乱

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2003年3月22日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】日本工業倶楽部会館

_085_2_2_011_2_1_144_2_086_2_3_137_088_2 ※写真はクリックすると拡大できます

  この3月7日、千代田区丸の内一丁目4番5・6号に日本工業倶楽部会館ならびに三菱信託本店ビルが竣工、同24日の大安の日に日本工業倶楽部が保存・建替え新装オープンしました。

  私が以前に勤めた企業の当初のオフィスは旧東京住友ビル(現住友信託銀行東京本社ビル)と隣り合った永楽ビル(新三菱信託銀行本店ビルとして今回建替え竣工)との両方に有って、日本工業倶楽部会館の大食堂は地方の取引先経営者の上京の折などの昼食接待などでよく利用したので、取り分け日本工業倶楽部会館の保存・建替えには感慨深いものがありました。

  日本工業倶楽部会館はその当時から既に正面玄関側への不等沈下が始まっており、以前は隣接するビルの側面と重ねて見ることで分った傾きが、数年前には一目で分る程の老朽振りでした。

  旧日本工業倶楽部会館は大正9年(1920年)横河工務所の松井貫太郎が設計した本格的なヨーロッパ・スタイルの社交倶楽部で、屋根のアクセントを除き全体に装飾の少ないシンプルな外観ながら、双柱を配した正面玄関周りの古典的なたたずまいが威厳を醸し出して、大正を象徴する建物の一つでした(添付写真)。

  先日、内部にも入って見ましたが、保存・建替えに当っては日本工業倶楽部と三菱地所とが歴史検討委員会(座長;伊藤滋慶大教授)の提案を受けて、建物正面屋上の鉱夫と織女の彫像(添付写真)と正面玄関の石柱についてはオリジナル材を使って旧ファサードの景観を保全、玄関ホール、大会堂、大食堂(添付写真)等は旧来の外内装を忠実に残すなど、旧館を知る私にも違和感はありませんでした。

  <概要>敷地8,100㎡、延床面積109,700㎡(倶楽部13,100㎡、信託銀行96,600㎡)、地下4階・地上30階・塔屋1階、最高高さ148m、容積率(特定街区制度の活用)1,234%。 ※三菱信託銀行本店ビルは現在テナント工事中でオープンは5月の予定と聞く。おわり

2003.03.22 浪漫老翁乱

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2003年3月16日 (日)

♤丸の内~大手町【定点観測】スモーカー

_005_2_1_058_3 ※写真はクリックすると拡大できます  

 「路上禁煙地区内での路上喫煙・歩行喫煙 は過料、ポイ捨ては過料、著しいポイ捨ては過料に加えて公表」・・・これは去年9月可決、10月1日施行の日本初の東京都千代田区の罰則付き路上禁煙条例の概要である。

 路上禁煙地区に指定されたのは、秋葉原、神田(大手町)、御茶ノ水、水道橋、飯田橋、市谷、有楽町、靖国通りの8ヶ所、違反した場合の最高過料は二万円(当分の間は二千円)というもの。過料の徴収は昨11月1日からとされ「10月の1ヶ月間、50人の指導員による注意・指導件数は7000件以上に登り、これは年間の罰金徴ペースで1億7千万円に当たる」と報道されたが、その後の推移がどの様だったかは分からない。 

 私も断煙して早や16年経った。かつてはマイルドセブンとはいえ日に40本以上のむことも珍しくないヘビースモーカーだったが、最近は遠くからタバコの煙を嗅ぎつけ喫煙中の歩行者を避けて歩くことも多くなった・・・変われば、変わるものである。

 そんな訳で今度の千代田区の措置は今の私には大歓迎なのである。しかし最近は、オフィスではもちろん、駅・ホームやその他の公共空間でも禁煙・分煙を強いられ、差別・いじめに近い措置との議論もあるという。 とは言え、今や“たばこ”は法定伝染病原菌に指定されたものの如く絶滅化への拍車がかかったようで、Smokerにとってはやりきれない時代の到来といえよう。

 そして、この3月には世界保健機関(WHO)の「たばこ規制枠組み条約」(案)の審議が進み、たばこ規制(広告の原則禁止、重課税化など)に向けて国際的合意が形成されそうである。

 日本は現在、賃金と比べた たばこの価格が世界最低水準、成人男子の喫煙率5割は先進国の中での最高水準で、たばこ自販機の数62万9千台は世界最高で米国の4倍。たばこによる健康被害は年間推計値10万人の死者と1兆3千億円の医療費など、世界有数のたばこ大国であって規制を強化せざるを得ないことも理解できようと言うものだ。

 写真は大手町の歩道に描かれた千代田区の歩きタバコ、ポイ捨て禁止マークと、今年になって新装オープンした大手町サンケイビルの広々とした客寄せポーチに早速やって来たJTの「負けないぞ!喫煙奨励キャンペーン」?の“スモーカー”の早朝準備風景。

2003.03.15  浪漫老翁乱

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2003年2月22日 (土)

♤丸の内~大手町【定点観測】新丸の内ビルディング

_038_5_141_3 ※写真はクリックすると拡大できます

 新装成った丸の内ビルディング(去年8月竣工、9月にオープン)は、最近の「4ヶ月余りで来場者数一千万人を突破!」など、その繁盛振りを伝えるマスコミの報道などでこのところよく話題に上る。

 私の先日の定点観測ウォーキングは朝からピカピカの晴天を良いことに日比谷通りから迂回、東京駅前から朝陽に映える今評判のその勇姿を撮ってきた。旧丸ビルの写真とほぼ同じ所からのショットが撮れたので新旧の違い(似通い)が良く分かる。

 私が勤め始めた頃のオフィスは旧東京住友ビル(現住友信託銀行東京本社)や隣り合った永楽ビル(現在日本工業クラブと一緒に建替え中)の両方に有った。当時は社員食堂のメニューに飽きては昼食遠征と称して、新・旧丸ビルや東京ステーションホテル、時には皇居外苑の観光食堂まで足を伸ばしたものである。
 
 中でも、二日酔いの日や食欲のない日の昼食に度々食し、今でもその味が忘れられないのが当時の旧丸ビルに在った今は無き 竹葉亭の“マグ茶”(まぐろ茶浸)であった。ビジネスランチ客の“うなぎ”のテーブルの脇で、「始は“漬けマグロ”で一膳、間に奈良漬けポリポリ、そのあと徐に茶漬けでもう一膳」これが当時、竹葉亭が薦める“マグ茶”の由緒正しい?摂食作法であった。

  竹葉亭の“マグ茶”と来れば、触れざるを得ないのがお隣り新丸ビルに未だ健在な築地錦水の“鯛茶漬”これも大変に美味しいのであるが、当然ながら極サッパリ味で、同じ二日酔い族でも年寄りはこちらに往っていた様である。

 竹葉亭が在ったのは郵船ビル側の1階の角であったが丸の内仲通り側の並びには、旧丸ビル竣工当時からの“大正ロマン漂う味と内装”のライスカレーやスパゲッティー、フライ等の洋定食店が軒を連ねていて、こちらの方も時に利用したものであった。

 しかし、新築成った高い賃貸料に耐えられないものか、これらの懐かしい店々が新装丸ビルの商業テナント140店の中に一軒も入っていないのは少し寂しい思いがしています。

 この丸の内ビルディング建替え以前は通称“旧丸ビル”(大正12年竣工)と呼ばれていたのですが、お隣の新丸の内ビルディング(通称“新丸ビル”昭和27年竣工)より新しくなってしまい、一寸ややこしい事になったものである。

2003.02.22 浪漫老翁乱  

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2003年2月 3日 (月)

♤丸の内~大手町【定点観測】日比谷濠のホワイト夫人

_089_3_038_4_121_2 ※写真はクリックすると拡大できます

 私は、週3日ほど鎌倉橋脇のOFFICEに勤めているのですが、今年から出勤日には早起きして千代田線を日比谷駅で降りて、二重橋前、大手町の二駅強の距離をアチコチ眺めながら、ぶらぶらと30分程歩いて通うことにした。私が昔、勤め始めた頃十数年の職場は丸の内でした。今再び二十数年振りにこの地を定期的に訪れることとなって、街並みに大きな変化があったとはいえ、日々感無量なものが有る。

 写真は、1週間ほど前の寒い朝、日比谷通りを馬場先濠沿いに歩きながら撮ったもの。皇居の濠には、定住者の白鳥の他に、幾種類かの雁や、遠めにはカモメと思しき鳥を含め数種類の水鳥がいるようだ。中でもこの季節に(だけ?)数も多く幅をきかしているのは、黒と白模様(シャチの様ですが)の雁キンクロハジロで未だ人通りもまだ少ない早朝は食事時なのか餌を求めて、濠端を歩く私を目掛けて大勢で水を切って押し寄せてきます。
 餌と言えば、「餌をやらないでください」のお願い板から程遠くない場所で水鳥に餌を与えている人を先日見ましたが、写真の美しい白鳥も餌を貰えると思うのか、私が通ると何時も大急ぎで寄ってきます。そして、そばまで来て餌を貰えない人だと分かると、間違えた自分に腹を立てるのか「チィッ」と舌打ちするのが聞こえるかの様にソッポを向きます。私が「お濠一の美人ホワイト夫人」に嫌われるのもそう遠いことではない様である。

 濠端沿いの並木は柳の木、水面から視線を移して見上げたビルを背景にしてその新芽に陽が射していました、寒い夜を耐えて温かい陽の光を待ち焦がれていたのであろう。

2003.02.03 浪漫老翁乱

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