◆海外旅行【Hats&aStick】2003~04

2004年11月12日 (金)

◆スロヴェニア・ブレッド湖【Hats&aStick】紅葉と黄葉

_5_4B_2_2 ※写真はクリックすると拡大できます

 立冬も過ぎ、今朝の新聞取りで昨夜来の雨に濡れ庭の片隅でひっそりと咲いている石蕗の晩秋を告げるかのような佇まいに気が付きました。年齢の所為か私には夏から暮れに掛けての半年間が年々早く過ぎるようでややあせりを感じるこの頃ですが、貴兄・姉にはこの秋を如何お過ごしでしょうか?

 今秋私の街の街路樹達の紅葉が見事です。街路樹はケヤキ、ユリノキ、和洋のマロニエ、ヤマモモ、紅白のサルスベリ等ですが、取分け大道路沿いに植えられ数の多いケヤキの紅葉振りが素晴らしく緑~黄~紅~茶色への変化に耐えて容易に散らず、ボリューム豊かに輝く錦がアースカラーに統一された街並を綾なして何とも美しく心地良い風情です。

 この街の建物の外壁、街灯、手摺、歩道のタイル等がアースカラー(大地・土の色)で統一されているのは地域の建築協定によるもので、私がこの街を気に入って移り住んだ要素の一つなのですが、新しい町が出来て十数年経ち造成時の若木が風土に根付いて大きな成木に育って盛んに葉を茂らせ目立つようになり、その豊満な新緑や紅葉そして青空が大変似合う街に育ってきたことに満足しています。

 この街の今までで一番美しく息の長いこの秋の紅葉は育ち盛りの樹木の成せる技ばかりでなく先の孟夏とも関わりがあってでしょうが、台風の頻繁な到来もあったこととて貴兄・姉の居所でのこの秋の紅葉は如何でありましょうや?

・紅葉(こうよう):秋、落葉に先立って葉が紅色に変わる現象。糖類が赤色のアントシアンに変わることにより起こる。

・黄葉(こうよう):秋、落葉に先立って葉が黄色に変わる現象。クロロフィルムが分解して残っている黄色のカロチノイド色素が目立つために起こる。

 以上は手元の辞林の要約であるが、季寄せなどでは紅葉に黄葉の意味を含ませる場合があるようです。又読み方はいずれの場合も「こうよう」、「もみじ」とある。この頃、黄葉を「おうよう」と読む人々の声が耳に付くようになったことに違和感を持って確かめた結果が上記です。

◆写真は先月下旬のスロヴェニア、ブレッド湖の黄葉。(※アルプスの東端ユリアン・アルプス南麓、欧州ではツタ類等を除き赤葉化する樹木は日本より少ないようです)

’04.11.12.AM 屁眠狗雨詠

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2004年1月 2日 (金)

♠頌春【じじぶつぶつ】ハンガリーの恵比寿さま

Photo_50 ※写真(030712田中裕子女史撮影)はクリックすると拡大します

  明けましておめでとうございます。皆様の本年のご多幸をお祈り申し上げると共に、相変わらずご厚誼のほどをお願いいたします。

◆初富士や雲をかぶって寝正月  与里

 この所、見えぬ日は無いと言った我が家からの富士山頂も、元旦の日の出時には顔を覗かせていたものの二度寝して起きた後は終日雲の中、ここ南関東では冬型の気圧配置が急速に緩んで時ならぬ暖かな正月を迎えています。
 
 ウイーン・フィルのニューイヤーコンサート2004(ムーティ指揮)を例年通りTV鑑賞後のひと時、ナイトキャップの一杯を遣りながら今年も又、性懲りも無く未だに実現したことも無い “自分へのマニフェスト”。

 「元来、せっかちで気忙しい性なれど、今年はゆったりと構えて森羅万象を率直に受容して、より闊達に振舞える様にしよう。そして地元での交友関係の構築もせずばなるまい」。悠々と、洒脱に・・・と。

 そんな時、連想して思い出してしまったのが、昨夏の中欧旅行(ハンガリー~スロバキア~チェコ)でのこと、オーストリアからハンガリーへ流れ込んでスロバキアとの国境沿いを東進するドナウ川が南に直角に流れを変えてブダペストへと向うドナウベント(曲がり角)近くのセルビア人が築いたドナウ川沿いの街センテンドレの商店の「釣りに呆ける破戒修道士/ハンガリーの恵比寿さま」の看板。

 スナップ角度が悪くて判りにくいのですが、釣られているのは下が魚で、上が鴨です・・・・お店が何屋かもうお判りですね。それに付けてもこの破戒修道士の屈託の無い笑顔はどうです!吾等が鑑と言ったところでは?

 もっともお店は修道院をリストラされて仕方無く、得意技を生かして創めたものかも知りませんね、芸は身を助けるといった所でしょうか?しかし、細かいことを言うようですが、“リール付の釣竿” は頂けませんね。

              04.01.02. 塩野頼秀

追伸:年末ジャンボ宝くじの顛末
 5等賞二枚、6等賞3枚の計6,900円也、収支損益▲2,100円也で在りました(1等の組違い賞に一字違いが在ったのは残念でした)。以上が私の神に誓って、正真正銘な顛末報告ですが、買われた皆さんの結果や如何?(もっとも当たっていればイメトレ/シュミレーション通り、口を割らないか!?) 以上。

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2003年8月31日 (日)

◆スロヴァキア【Hats&aStick】プラチスラバのマンホール男

_303_3_2  7月29日仏国パリ、陸上第9回世界選手権での末続慎吾の男子200m決勝進出、銅メダルの獲得は、久し振りに強烈な感動と爽やかな後味を覚えた。

178cm、68kg、23歳 「並みの体であそこまで走れた。これ迄の常識を変えることになる」との結果を生み出した陰には、高野進42歳、伊東浩司33歳とほぼ10年おきに生れた天才スプリンター達の戦略的努力の系譜があったとのこと。

 四半世紀前頃から黒色人種の陸上競技の新記録への進出が始まり近年に至っては殆んどのスポーツ分野での彼らの存在感は他の白・黄色人種を抑えて圧倒的なものがあります。取り分けスプリンターと言えば「黒人」が常識と為りつつある現状の閉塞感を打ち破ったことに喝采したいと思う。

◆写真は、先の旅行先の中欧(東欧?)、仲の悪い二人のリーダーの為に心ならずも小国を更に割ることと為ってしまった(肉親がチェコとスロバキアとに別れ別れになってしまったと言う現地案内人の話)スロヴァキアの首都プラチスラバのこの夏の風物詩。
 
 ヨーロッパのこの夏は、カンカン照りの猛暑。大繁盛の街のアイスクリーム屋さんの軒先の工事中の標識と足元のマンホールから身を乗り出した仕事人の彫刻。経済的には貧しくともこの公共的エスプリは流石である。※写真はクリックすると拡大できます

2003.08.31 屁眠狗雨詠

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2003年1月20日 (月)

◆北スペイン【Hats&aStick】サラマンカ大聖堂と学生食堂

_018_3 ※写真はクリックすると拡大できます 

 サラマンカの大聖堂は旧堂と増築した新堂とが一体と成っていて、なかなかに興味深いものでした。しかし新堂の建設時はスペインが段々と貧しくなった時期に当り、アチコチに手抜きがあったようである。写真は、泊まった郊外のパラドールから見たライトアップされた大聖堂。

 ゴシック様式とはロマネスクのあと12世紀の中頃、北フランスで起こってヨーロッパ各国に広まった教会堂建築。リブボールト(肋骨穹窿)・バットレス(控え壁)・尖頭アーチからなり、垂直線が強調されて天への上昇効果が特徴。

 
 又、1218年に創立、今でも世界中から学生が集まるというサラマンカ大学が有名で、中庭を廻らせた落ち着いた雰囲気の修道院の様なたたずまいが好もしい。正面玄関には並んで2ヶ所のドアが有り、本来、外から見て左側のドアが卒業者用、右が在学者・落第者・中退者用だそうだが、当日は光栄にも左側のドアから出入りさせてもらった。

_023_2_1  大学見学の余勢をかって、昼食は近所の学生食堂に繰り出しましたが色々な国からの学生で一杯の盛況で気軽に打ち解けて楽しい食事でした。、ワインでタパス(軽食・つまみ)を3品、あとのコーヒーを加えて二人前で料金は3ユーロ弱でびっくり。※写真はクリックすると拡大できます 

2003.01.20 屁眠狗雨詠

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2003年1月11日 (土)

◆サンチャゴ・コンポステーラ【Hats&aStick】ボタフメイロ

_3_17 ※写真はクリックすると拡大できます    

 写真は、去年の暮れのこと、巡礼の道(半分ほどですが)に沿って、カトリックの三大聖地のひとつ 北スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラ まで旅した時の、サンチャゴ大聖堂の朝のミサでたまたま出くわした、大香炉「ボタフメイロ」振りの儀式を撮ったもの。

 ※昔の巡礼者達は野宿を続けた長旅のあげくに、聖地サンチャゴにたどり着いて身を清める暇もなくミサに参加していた様で、さながらホームレスの大集会の如くその悪臭は大聖堂を満たした。その為、神の祝福の名のもとに、巨大な香炉で大量のお香を焚いて信徒達の頭上を伽藍中に振り回すことでその悪臭を清めたことがこの儀式の始まりだという。

2003.01.11 屁眠狗雨詠

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