旅行・地域

2009年2月15日 (日)

♣早春【近隣逍遥】末黒野

Yor3_120_2 仏・ディジョンの市場の蜂蜜売り・・・この親爺から買った蜂蜜は中々に美味でしばらく我が家の朝食で活躍した。(写真はクリックで拡大します)

天と地と海ぼうぼうと春来たる

末黒野や中点に月緩みおり

   すぐろの=焼野原

堅香子の怺え咲きたり朝の月

   かたかご   こら

波の穂にはや光るもの二月かな      

                           与里

09.02.15 浪漫老翁乱

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2009年2月 8日 (日)

♤冬電車-2【定点観測】三次元マスク

Yor1_136 仏・ナンシーの一本レール(ガイド)のトラム(写真はクリックで拡大します)

◇髭剃り髪梳き御握り食う男歯は磨かない朝の電車

◇ヴァイオリン持つ少女見詰めたる少年の乗る上り電車

◇教師がテスト採点する女性車両長刀の生徒も乗せて往く

                                  なぎなた

◇襟立ててアラフォーが乗る終電車立体マスクの眼の切れ長の

◇双子バギーの母子河馬さんのように欠伸する電車 春隣

                                 頼彦

09.02.08 浪漫老翁乱

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2009年2月 6日 (金)

♣二月【近隣逍遥】堅香子の花

Yos2_037_2_4 仏・オペルネのパン屋台(写真はクリックで拡大します)

◇泣きやみし双子のバギー枝垂れ梅

◇大和路のステッキの女梅香る

                     ひと

◇寒明けて朝富士の茫と聳えたり

◇新しきスニーカーで走る二月かな

◇堅香子にもう足音の遠のきし

   かたかご=片栗(花)

                             与里

09.02.06 浪漫老翁乱

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2008年11月23日 (日)

◆ロビン【Hats&aSticks】クロアチア

Rimg0166_7 ※写真はクリックで拡大します

冬鷗(かもめ)まだ陽をあびし老爺かな

晩鐘の鴨むつみおりセーヌ往く

襟立てる女だてらにジッポの火

  ※トレンチ・コートと風防ライター('60年代、米製、GI用品)

夜という外套を着て翔(か)ける恋

すき焼きのしらたきが好き十二月

                           与里

081123 屁眠狗雨詠

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2008年9月 7日 (日)

◇薬師苑【一日行】処暑吟行

Photo_2 ※写真はクリックで拡大します

これからは秘仏への道秋の蝶

蝉残暑アブラミンミンつくつくし

咲き残る巨(おお)きカンナや峠道

                          与里

                        

 この夏の猛暑の後に毎日のように襲ってきた豪雨禍も治まり一転して晴天に恵まれた九月初頭の一日、句友との吟行で町田市にある薬師池公園を訪ねました。

 園内の道も草木も昨夜までの雷雨に未だ濡れそぼり、そこここに青々とした葉付き団栗が散っています。切り通しの崖は度重なる豪雨に洗われて研ぎ出された悠久の断層が滴る清水に朝の光を反射しています。

 そして、忙しげに立ち働く園丁達があちこちと目に付き、行き交う蝶や蜻蛉、激しく鳴き競う蝉たちも、久方振りの晴天の秋を生き急ぐかのようです。

 公園に到着して最初に巡った蓮池に一面繁茂した大賀ハスの葉とその上に突き出る未だ実をもった花殻の巨大振りに文字通り一同ビックリ仰天。

 この時期は端境期のこととて、評判の梅、桜、藤、花菖蒲、アジサイ、蓮花、ツバキ、紅葉はおよそ見るべくもありません。

 しかし、軒深く今日ここ一番の日陰作っている薬医門(古建築)脇から入る270種もの野草を集めたという万葉草花苑は句友の興味を大いに集めたようでした。

吾がやどに韓藍蒔き生(あ)れし枯れぬれど懲りずまた蒔かんとぞ思ふ       山部宿赤人

※万葉草花苑にある歌碑。 韓藍=からあい、ケイトウ(鶏頭)のこと                                                                               

 移築展示の古民家や薬師池など昼食をは挟んでゆっくりと散策して、秘仏薬師如来がご本尊の薬師堂にお参りしてその足で七国山ファーマーズセンターでの句会に臨んだ。

目をとじて佛とおなじ薫風裡    中村菊一郎

※薬師堂の句碑 

 句会に入会して未だ10か月ほどで吟行初参加の小生であったが、やはり肝心の句作りの方はさっぱりであった。

 それに付けても、途上のよく見なさい、発見しなさい、メモを取りなさいと主宰や句友諸先輩の適切なアドバイスのあったこと、折々でのそれとない互いの気配りや、神田明神下の老舗“みやび”の美味しい幕の内弁当の用意(予約)等々に、この世界の「充分に気を利かせた質の高い大人の付き合い」に感じ入った一日でありました。

 

080907  痴恵歩夫

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2008年8月10日 (日)

◆ローマ【Hats&aStick】Caffe Greco

181

183_5 ※写真はクリックで拡大します

短夜やギョエテ潜みし Caffe Greco     与里

0806屁眠狗雨詠

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2008年6月29日 (日)

◆ローマ【Hats&aStick】フォロローマ

152 ※写真はクリックで拡大します

フォロロマーナ賑わいし昼芥子の花     与里

0806屁眠狗雨詠

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2008年6月15日 (日)

◆北イタリア【Hats&aStick】ヴェニス

1_111_38 ※画像はクリックで拡大します 

嫣然とヴェネチアンマスク夏の月    与里

08.06.15屁眠狗  雨詠

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2008年6月 1日 (日)

◆シチリア【Hats&aStick】チェファルー

307_10 ※写真はチェハル(シチリア)。クリックで拡大します

気散じや誰はばからん春の海     与里

0706屁眠狗雨詠

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2008年4月 6日 (日)

♣散歩【近隣逍遥】早春

0504024_010_3 ※写真はクリックで拡大します

燈の点りずしりと重き八重桜        

春みぞれ笑わぬ山を眺めおり       

昇竜の荒息さらに黄砂ふる         

白魚の眼、眼、眼、めっ喰えんがな    

                                                                与里

080406 智恵歩夫

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